ミシンを修理する前に抑えておくべきポイントを紹介!

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ミシンは、ほつれた服をある程度まで直す事ができるので、便利な家電製品ですが、利用していくうちに故障してしまうケースがあります。

本当に故障した場合であれば、修理店にミシンを任せたほうが良いのですが、自分で対処できるケースもあれば、故障ではないケースもあります。

そこで、ミシンをお店に預ける前に抑えておくべきポイントや、おすすめの修理店などを紹介するので、参考にしてみて下さい。



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ミシンが故障した場合の対処法

ミシンの調子が悪くなった場合には、いくつか対処する方法があります。

その方法の中には、お店に任せる方法もあれば、個人で対処できる方法もあるので、詳しく解説していきましょう。

糸の状態をチェック

ミシンを使っている間に、途中で止まってしまう事があります。

そのような時には、糸の状態を確認してみて下さい。

糸が巻き込まれてしまって絡まっていて、動かなくなっているだけの場合もあるので、故障している訳ではありません。

糸が絡まっているだけであれば、個人でも直す事は十分に可能なので、焦らずに糸を元の状態に戻すようにしましょう。

まずは、上糸を外して、最初からかけ直して、再設定するようにしましょう。

もしも、上糸を直しても、ミシンの様子が正常でなければ『下巻き』の状態になっている恐れがあるので、下糸の状態を確認してみて下さい。

下糸が絡まっていれば、直せば良いですし、上糸や下糸に問題がない場合には、個人では直す事が難しいでしょう。

ゴミを除去

ミシンを動かしている時に、作動音が少しずつ大きくなっている場合には『針板内部』を確認してみて下さい。

なぜなら、針板内部にゴミがたまっていたら、ミシンの作動音が大きくなっていく事があるからです。

ミシンの内部にゴミがたまっている場合には、ゴミを除去してみて下さい。

ゴミを除去しても、作動音が大きくなっている場合には、ミシンの一部が歪んでいる場合があるので、よく確認するようにしましょう。

お店で修理

個人で対処できないケースでは、修理店にミシンを預けたほうが良いです。

もしも、修理代金が惜しくて、直す事が難しい状態なのに、強引に直そうとしたら、状況が悪くなってしまう恐れがあります。

ミシンの状況が悪くなってしまえば、修理店に出した時に、修理代金が高くなってしまう可能性があるので、個人で直せないと判断した場合には早めに修理に出したほうが良いでしょう。



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故障ではないケース

ミシンの調子が悪い場合には、故障と思いがちですが、故障ではないケースもあります。

そのような時に、修理店にミシンを出したら、余計なお金を取られてしまうので、故障と勘違いしやすいケースを紹介するので確認してみて下さい。

縫い目のバラツキ

ミシンで裁縫している時に、縫い目にバラツキがある場合には、故障と思ってしまう方は多いかもしれませんが、実は故障ではないケースがあるのです。

縫い目にバラツキがある場合には、生地に対して、針と糸のバランスが合ってない時に起きてしまう事があります。

このようなケースでは、生地に合った太さの針と糸に取り替える事によって、縫い目のバラツキが無くなる事があるのです。

ただし『ボビン』に巻かれている下糸の巻き具合が緩くなっているケースもあるので、念のために下糸の巻き具合も確認するようにして下さい。

針が折れるケース

ミシンで服を縫っている時に、針が折れてしまうケースもあります。

針が折れたら、最悪のケースでは怪我をする事もあるので、早めに直す事が重要ですが、ミシンが壊れていないケースもあります。

それは、糸立て棒の根元に、糸が引っかかっているケースです。

さらに、針が折れるケースでも、生地と針のバランスが悪い場合もあるので、生地に合う太さの針に取り替えたほうが良いです。

おすすめの修理店

ミシンが完全に故障している場合には、お店に預けたほうが良いのですが、日本には数多くのミシンの修理店があるので、どこにミシンを預けたら良いのか悩んでしまうでしょう。

そこで、数多くある修理店の中から厳選して、おすすめの店を2つまで紹介するので参考にしてみて下さい。

ミシン生活

『ミシン生活』は、自宅まで専用箱を送ってくれるので、その専用箱の中に入っている『エアークッション』でミシンを包んで送るだけで、ミシンを修理してくれます。

ただし、ミシンを送る際には、ミシンケースと小物は外して、電源コードまたはコントローラーを送るようにして下さい。

故障内容を記入した紙を専用箱に入れておけば、修理がスムーズに進むので、1日でも早くミシンを直して欲しい場合には、故障した内容を書くようにしましょう。

修理価格表では、4,000円以上になっているので、故障の度合いによっては、新しいミシンを購入したほうが良いケースもあるので注意して下さい。

小さなミシン修理専門店

『小さなミシン修理専門店』の場合には、まずはHPにある『お問い合わせフォーム』で、ミシンのメーカー・機種・故障した状況・その他の希望などを入力して送信します。

それから、お店のほうから修理するまでの手順を説明してもらえるので、少し時間をかけてしまうかもしれません。

しかし、修理している時の様子が『修理ブログ』で紹介してもらえるので、修理している所を知りたい方には、おすすめのお店です。

修理価格表では、3,240円以上からになっているので、簡易修理であれば格安料金で済む場合もあります。

ミシンを長く使用するための方法

ミシンを修理してもらう場合には、お金をかけてしまうので、長く利用できるように注意していく必要があります。

そこで、どのような使用方法であれば、長く利用する事ができるのか紹介するので、参考にしてみて下さい。

正しい方法を確認

ミシンを長く使うためには、まずはミシンに付いてくる取扱説明書をよく読んでおく事が重要です。

ミシンの使い方に慣れている方は、あまり取扱説明書を読まないで使用したくなるかもしれませんが、機種によって利用方法が少し違うので、注意しなければいけません。

正しい使用方法を把握しておけば、故障する可能性が低くなっていくので、長く利用する事も可能です。

オーバーホール

ミシンを使用する場合には、定期的に『オーバーホール』を行う事が重要です。

オーバーホールという言葉を聞いた方は少ないかもしれませんが、オーバーホールとはミシン内部の掃除・点検・調節などに加えて、注油やグリスなどによって、少しでも良い状態をキープするための点検作業の事です。

自動車やバイクでも定期的に検査するかと思いますが、それはミシンも同じような精密機器である事に変わりはないので、定期的にオーバーホールをするようにしましょう。

グリスを使用

ミシンの内部では、部品が摩擦していくので、グリスがさしてあります。

実は、ミシンを利用していくうちに、グリスは酸化していくので、定期的に手を加えなければトラブルの原因になってしまうのです。

ミシンにグリスをさす場合には、まずは内部のホコリをブラシで取り除いて下さい。

ゴミが取れたら、その後に、グリスをさして下さい。

理想としては、ミシンを利用した後に、ホコリを取って、グリスをさすようにしましょう。

まとめ

ミシンは利用していくうちに故障してしまう事がるので、調子が悪くなった時には、故障と思いがちですが、実は故障していないケースもあるのです。

そのようなケースもあるので、上糸や下糸などの状態を見たり、針や糸が生地に合っている物を選んだりしているのか確認してみて下さい。

ミシンに問題がないのに調子が悪い場合には、機械の状況を悪くしないように、お店に任せたほうが良いでしょう。

参考URL・参考文献・根拠など

https://www.mymishin.com/faq/trouble/000376.shtml
https://www.mymishin.com/faq/trouble/000371.shtml
https://www.mymishin.com/faq/trouble/000369.shtml
https://www.mishin-shop.co.jp/service/overhaul.html