子供の入園準備をきっかけにミシンを買う人が多いと聞きます。せっかくミシンを買ったのにたった1回で押入れで眠らせてしまうのは勿体ないですよね。ミシンを使う際には大事なポイントがあるので、それを押さえるだけで誰でも上手に縫う事ができます。コツを掴んでちょっとした小物からお洋服まで縫えるミシン上手になりましょう。

ミシンで真っ直ぐ上手に縫うポイント3選!大事なポイントとコツを押さえミシン上手へ

子供の入園準備をきっかけにミシンを買う人が多いと聞きます。せっかくミシンを買ったのにたった1回で押入れで眠らせてしまうのは勿体ないですよね。ミシンを使う際には大事なポイントがあるので、それを押さえるだけで誰でも上手に縫う事ができます。コツを掴んでちょっとした小物からお洋服まで縫えるミシン上手になりましょう。



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事前準備のポイント

生地にあった糸と針を選ぼう

綺麗に縫う事ももちろん大事ですが、少し糸の色を意識するだけで仕上がりも変わってきます。生地の色と糸の色が合っていないと縫い上がった時糸が目立ち見栄えも悪くなります。生地を購入する時に生地と合わせて糸も一緒に買うようにしましょう。柄物の生地を使う場合には下地の生地に合わせて糸を選ぶ、糸の糸で迷った際は濃いめの色を選ぶようにすると良いです。また生地によって適した針のサイズがあります。普通生地とデニム生地では厚みが異なるので針の太さを変える必要があります。針の太さ選びは難しいのでお店の人に相談すると良いでしょう。

ミシンの糸かけをしっかりと確認する

ミシンはとても繊細です。ひとつ糸のかける順番を間違えただけ、飛ばしただけでも糸の調子が狂ってしまいます。ミシンによっては本体にかける手順など記載されてるのでそれに従ってかけていきましょう。基本的に糸をかける順番は一緒ですが、やはり機種によっては異なる部分もあるので初めのうちは説明書を読みながら丁寧に糸をかけるようにするのがおすすめです。



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縫い始めにするチェックするポイント

試し縫いで糸調子をチェックする

ミシンの準備ができたら、次は試し縫いを行いましょう。試し縫いするときの布は、使いたい生地の切れ端などで大丈夫ですので本番と同じ厚さになるように生地を2枚用意します。わざわざ綺麗な場所を使わなくても大丈夫です。ポイントは生地を2枚重ねて縫うことと生地のバイアス(斜め)に縫うことです。本番でも1枚で縫う事はないですよね。本番キルティングと普通布を使用するのであれば、キルティングと普通布を用意し同じ条件で縫うことが大切です。生地には縦と横の糸がありますが、布を織る工程より布は縦には伸びず横に伸びやすい作りになっています。しかし生地が一番伸びるのは斜め方向(バイアス)なので、試し縫いする際はよく伸びる部分をあえて縫います。少し引っ張って糸が切れるようであれば糸調子があっていないので直すようにしましょう。

縫い幅が適切か確認する

生地の厚みによって縫い幅が変わってきます。縫う時に生地に負担をかけない為にも縫い幅は重要になります。薄手の生地の場合には細かい縫い幅に、厚手の生地の場合には粗めの縫い幅になるように意識します。目安として、普通布で25mm(3cmの間に12目)、薄地で15mm?2mm(3cmの間に15?20目)厚地では30mm?40mm(3cmの間に10?7目)にすると良いでしょう。縫い始め目が詰まっているように感じたら縫い目のあらさをあらくするようにしてください。そのまま縫いすすめると針が折れる原因にもなります。

真っ直ぐ縫うポイント

ガイドラインと布端を合わせよう

仕上がりの縫い目がガタガタよりもまっすぐな方が綺麗に見えるのはわかりますよね。しかしまっすぐ縫うのは難しいと困っている方も多いのではないでしょうか。縫う時の目線は針ではなく、ミシンの天板に書いてあるガイドラインと布端が合っているのか見ましょう。布を持つときは変に引っ張ったりせず軽く手を添える程度で大丈夫です。これを意識するだけでまっすぐ綺麗に縫うことが可能になります。

マグネット式のステッチ定規を利用する

どのミシンにもガイドラインはあり、布端を合わせて縫うだけではありますが難しい作業です。何度挑戦しても苦手だと言う人はマグネット式のステッチ定規を利用してみましょう。ミシンのガイドラインのところにステッチ定規を置きます。するとその線よりも右側にすすむ事ができなくなるので、太く縫ってしまったなどのミスがなくなります。

基本押さえ以外のアタッチメントを使う

ミシンの押さえは実はたくさんの種類の押さえがあります。片押さえ、ファスナー押さえなど様々な物がありますので自分が縫いたいものに合わせて押さえも変えましょう。工業用ミシンを使う人は、押さえの使いわけも上手で生地やファスナーなど合った押さえに必ず変えて行います。基本押さえだけでこなすのは実はすごく大変なことなのです。

生地はまっすぐに置いて体もミシンの真ん前に

文字を書く時でも癖が出やすいのですが、ミシンを縫う時は体をミシンの前にしっかりと持ってきます。そして生地も歪まないようにまっすぐガイドラインに合わせます。この時体が斜めを見いていると生地をまっすぐ持ってガイドラインに合わせていても針で縫うときには歪んでいたという結果に繋がりかねません。また猫背気味の人はしっかりと背筋を伸ばす事も意識しましょう。猫背になると視野が狭くなります。

まとめ

せっかくミシンを買ったのであれば、思う存分たくさんの物を縫えるようになると更に楽しく使えます。ミシンを使う機会がは学校の授業以来という人が多いため、苦手意識を持っている人が多いのですが難しいことはなくとても簡単です。縫う回数をこなして思い通りに使えるようになりましょう。