デニムのすそ上げはミシンを使えば自分でできる!やり方と注意点

デニムを買おうと思ったら丈が長すぎる、ということはありませんか。

その場合はすそ上げが必要ですが、時間がかかったりお金がかかったりと何かと不便ですよね。

デニムのすそ上げが自分でできればいいのに…と思ったあなた、意外とすそ上げって簡単なんですよ。

ミシンを使ったデニムのすそ上げの方法やポイントをご紹介しますので、ぜひ挑戦してみてください。



こちらの記事でもおすすめミシン製品を紹介していますので参考にして下さい。




デニムのすそ上げに必要なもの

すそ上げをするにあたって、まずは必要なものを説明します。

必ず必要なもの

  • デニム生地対応のミシン
  • 縫い糸
  • 裁ちばさみ
  • 安全ピン
  • ものさし
  • チャコペン

ミシンはまず、デニム生地が縫えるものでないと使用できません。

非対応のもので縫ってしまうとミシンが壊れるばかりか、デニムの表面を傷つけることがあり二重の被害にあってしまう可能性があるので絶対にやめましょう。

縫い糸は元々のデニムのステッチに近い色がおすすめです。

ちょっと変化をつけたい場合は下糸だけ色を変えると、すそを折り返した時に表とは違う表情になっておしゃれも楽しめます。

裁ちばさみも必ず必要です。

デニム生地はとても頑丈でしっかりしているので、ふだん使っているはさみではまっすぐ切るのはなかなか難しいです。

百円均一などで売っている安いものでも使えますが、もしおうちにあるようであればしっかりしたはさみのほうが安定して切ることができますよ。

チャコペンはデニムを切るラインを決めるために使います。

慣れてくれば目分量でも切ることができますが、初心者はまずチャコペンでしるしをつけてから裁断するほうが無難です。

安全ピンはすそ上げしたい丈を決めるときに使用します。

チャコペンでもいいのですが、表面に印をつけるため直接色がつかないように安全ピンで印をつけたほうがきれいに仕上がります。

ものさしは30センチ定規が使いやすくてちょうどいいでしょう。

チャコペンで裁断する線を引くときや、すその折り目を測るときに使います。

あったほうがいいもの

アイロン
かなづち
すそを折り返した部分をアイロンがけしてから縫うとスムーズなので、持っていればぜひ使ってください。

デニム生地は縫い目が重なるとかなりの厚さになってしまうので、その部分をミシンに通すのが難しいこともあります。

その場合はかなづちで重なっている部分を軽く叩いてあげると縫いやすくなります。



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デニムのすそ上げの方法

ではデニムのすそ上げをしていきましょう。

デニムってどうやってすそ上げすればいいの?

と思いますよね。

まずは手順を説明します。

すそ上げの手順

まず、自分の足に合わせて長さを決めていきましょう。

デニムを履き、好みの長さになるようにすそを折り返します。

折り返した部分に平行になるよう安全ピンをとめて印をつけておき、デニムを脱ぎます。

デニムの裏地部分が表面に出るように、表と裏を裏返しにします。

折り返していた部分も直してしまい、まっすぐにしてしまいましょう。

安全ピンで印をつけてあるので大丈夫です。

デニムの両足のすそを持って、逆さになるようにデニムを持ちます。

両足のすそをそろえたら両足の部分を重ねて平らなテーブルなどにのせ、裁断する部分をまっすぐにします。

安全ピンが留まっているところからすそ側にまっすぐ3センチを定規で測り、布を輪切りにするようにチャコペンで印をつけます。

この部分が実際に裁断するラインとなります。

安全ピンでしるしをつけたところから3センチ多く縫い代をとるわけです。

印をつけたら両足の布がきちんとそろっているか確認し、まっすぐ裁ちばさみで切っていきましょう。

このとき、ちびちび切っていくと切り口が曲がりやすいです。

きちんとまっすぐチャコペンでしるしをつけ、それに沿うように思い切りよく切ります。

ただし裁断面は内側に折り込んで縫ってしまうので、ある程度見栄えが悪くてもこの時点では問題ないですよ。

裁断した部分から1.5センチを外向きに折り返します。

布が手前に折れた状態になります。

お裁縫に慣れていない人は、このラインを定着させるためにアイロンがけをしておきましょう。

手を放しても布が元に戻らないぐらい、しっかりかけておいたほうが安心です。

それができたらそこからさらに巻き込むように、1.5センチ外側に折り返します。

折り返した部分が筒状になるイメージですね。

必要であれば、ここでもアイロンをかけて形を定着させます。

ここまで来ると、売られているデニムのすそのような形になってきましたね。

やっとここからミシンを使って縫っていきます。

デニムにはミミと呼ばれる、布が重なった部分があります。

履いた時に縦ラインとして見えている部分のことです。

この重なった部分は分厚くなっているので、まずここにミシンの針を刺しましょう。

あとはまっすぐに縫っていくだけです。

無理をする必要はないので、自分のペースでゆっくりまっすぐに縫うことだけを考えてすすめてください。

無事に一周縫うことができたら、最後は縫い始めの部分に3センチほどかぶせて縫ってください。

これで糸がほどけなくなります。

仕上がったら糸を切ってミシンからはずし、逆側の足も縫っていきましょう!

初心者のすそ上げのコツ

ふだんあんまりミシンを使わない人からしたらちょっと難しそうに感じるかもしれませんね。

コツがあるので紹介します。

自信がないときはまず練習してみる

いくら自分でできるといわれても、いきなり縫うのは失敗が心配になるかもしれませんね。

その場合は一度、縫う練習をしてみましょう。

裁断した切れ端でまずは一周縫ってみてください。

これで縫えそうだと自信がついたら、いざ本番へチャレンジです。

ただし切れ端での練習でちょっと難しそうだと感じたら、ズボンはお直しやさんへ持って行ってください。

切れ端よりもズボンは重たくて操作性がよくないので、無理は禁物です。

最初はプチプラのズボンから始めたほうがいいですね。

高級なものは失敗した時のダメージが大きいと思うので、プロに任せたほうが無難です。

アイテムを駆使する

先ほど紹介したアイロンやかなづちなどの補助アイテムは積極的に使いましょう。

慣れてしまえばアイロンで印をつけなくてもすいすい縫うことができるのですが、最初は丁寧にアイロンがけをして縫う道筋ができているほうが簡単に縫えます。

デニムによっては耳の部分がミシンの押さえに引っかかって進まないことがあります。

こちらも慣れていればうまく布を引っ張って調整すると、押さえで乗り越えることができるのですが、初めてだとなかなか難しいものです。

こんなときはかなづちの出番。

出っ張っている部分をかなづちで軽く叩いて平らにすると、楽に縫うことができるのです。

かなづちで叩くときは一度ミシンからデニムを外さないといけないので、分厚そうで心配であれば縫い始める前から叩いておくのがおすすめです。

高性能ミシンを使う

実はひとくちにデニム対応ミシンといっても、ミシンによってかなり性能が違うのも事実です。

最近のミシンは機能が高いものも出ているので、もしミシンをレンタルするなど機種を選べる場合は、すそ上げに配慮されたものを選ぶようにしてください。

縫いやすいタイプと縫いづらいタイプ

デニムの中でも、すそ上げがしやすいものとしづらいものがあります。

シルエットや布地によって違うので、説明していきます。

すそ上げしづらいもの

まず、ストレートが効いているデニムはちょっと難しくなります。

引っ張ると伸びる性質があるため、縫いながら引っ張ってしまうと縫い目がヨレヨレになることも。

なるべく引っ張らずに軽く手を添えることを意識して縫ってください。

また、すそ広がりのタイプも難易度が高いです。

実際に縫うラインよりも織り込む部分のほうが直径が長いため、うまく中に入れ込んで縫う必要があります。

ベルボトムはすそが広いので、まっすぐ縫い続けるのが大変という点もあります。

どちらも仕上がったときに少したるんで見えることがありますが、アイロンをかけると目立たなくなることも多いので気になる場合は試してみてください。

すそ上げしやすいもの

逆に、ほとんどストレッチが入っておらずストレートタイプのデニムは縫いやすく初心者向きといえます。

主にスタンダードなストレートジーンズは生地の伸びも少なくて簡単です。

またスキニータイプも縫う距離が短いので、短時間で縫えます。

スキニーにはストレッチが入っているものも多いので、縫うときは引っ張りすぎないように気を付けてくださいね。

まとめ

やり方の説明を読んで難しそうと感じた人もいるかもしれませんが、一度身についてしまえばとっても便利です。

すそ上げはまずデニム生地がほどよい固さで簡単ですが、慣れてくれば縫い代の幅を変えてチノパンなどのすそ上げも簡単にできます。

おうちにミシンがあるなら、ぜひ挑戦してみてください。

まずはプチプラのパンツや、縫う距離が短い子供用のズボンから始めてみるといいですよ。

参考URL・参考文献・根拠など

自分のアパレル業勤務での経験に基づいています。

4年間、お客様が購入した商品を補正する業務を担当していました。