家のミシンの調子が悪い!修理はどこにお願いすればいい?

機械に故障はつきものです。ただ調子が悪いと言うところから、完全に動かなくなるまで状態は様々ですが、そうしたトラブルは仕方のないものです。ミシンも同じことですね。今のミシンは家電製品、昔のミシンは人力という違いはありますが、故障という問題に関してはどちらも起きることなのです。



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ミシンの調子が悪いので

ミシンの調子が悪いと言っても状況は様々です。使っていて何となく違和感を感じる、これはミシン掛けのベテランなら経験のあることでしょう。また異音がする、動かす時きしる感じがするとなると、これはミシン初心者にも何かおかしいと感じます。もし保証期間内ならすぐにメーカーや販売店に連絡して修理を頼めますが、古いミシンや親から受け継いだミシンだと、これどうしようと悩んでしまいますね。特に、古いけど実は祖母から受け継がれてきたものなどは、愛着もありますし何とか直してもらいたいものです。一体どこに依頼するのが正しいのでしょうか。一歩間違えると、これは買い替えたほうがいいですよ、などの悪質なセールスに引っかかることもあります。安い、1万円もしないミシンの場合、確かにそういうこともあります。でもそれなりの性能のミシンの場合、こうしたセールスに引っかからないように注意しなくてはなりません。



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ミシンの修理はどこに頼む

ミシンの修理、実は頼む場所はいくつもあります。

販売店

ミシンを購入した販売店がまず、特に保証期間内だったら修理依頼がおすすめです。現在大手の量販店だと、そのお店独自の有料の長期保証をしていてくれているところがあります。それに入っていた場合はもちろん、販売店に相談しましょう。ただ専門店以外は、そこから修理の依頼に出しますので、時間が結構かかってしまいます。

メーカーに依頼

ミシのお有名なメーカーと言えば、ジャノメやJUKI、ブラザーなどが上げられます。こうしたメーカーのミシンの場合、最も修理を頼みやすいのがメーカーのサポートです。メーカーのミシンに対しては最も専門的に見てもらえますので、修理には最も適しています。ただ結構手間がかかることもありますので、まずは電話で相談がおすすめです。またある程度古いミシンに関しては、パーツがないため修理不可と言われることもあります。

ミシン修理の専門店

ミシンの修理を専門にやってくれているお店です。多くのメーカーのミシンの修理を扱ってくれていますので、修理に関しては最も頼みやすいお店です。近くにあれば持ち込みもできますし、宅配修理を受け付けている店も多くあります。こうした店の場合、かなり古いミシンでも修理可能なことがあります。つまり古いミシン、下取りや回収をしたミシンを保存しておいて、その部品を使って修理をしてくれるのです。メーカーなどで、部品がなくて修理不可能と言われたものでも、こうしたお店なら修理ができることもあります。親から受け継いだ大事なミシン、メーカーでは修理不可能の場合、修理専門店に相談するのがいいでしょう。

ミシン修理専門店で修理の場合

ミシン修理専門店での修理が最も面倒なく、しかも幅広い分野のミシンを取り扱ってくれるので、修理の依頼はおすすめです。でもこうした専門店となっていても、利用前にチェックしておきたいこともあります。

資格の有無

ミシンの修理に関しては、国家資格というものがあるのです。これを持っている技能士がいるお店が、もちろんおすすめです。縫製機械技能整備士と言う国家資格で、1級を取得している人が勤務しているお店なら、まず間違いありません。ホームページに明記されているはずなので、まずはそこをチェックして下さい。

パーツを多く保有

下取りや回収もしているお店の場合、古いミシンを保存していますのでそのパーツを使って修理が可能です。ミシンの一般的な部品の保有はメーカーの場合、製造打ち切りから8年というのが普通です。つまり、製造が終わってから8年はパーツがあるので修理できるけど、それ以降はパーツ交換などの修理はできない、ということなのです。しかし古いミシンなどの回収もして、そのパーツを使えるお店の場合、かなり古いミシンでも修理可能なことがあります。このパーツを多く保有している店なら、もうだめかなと思うミシンでも修理ができることがあります。ダメ元で相談してみて下さい。

無駄なセールスがないか

こうしたミシンの修理店で最も問題なのが、これはもう使い物にならないのでとか、修理よりも買い替えが安いと言った、セールス目的の店があるということです。こればかりは実際に相談するとかしないと判別できないのですが、ネットでの依頼を受け付けている店の場合、ある程度の口コミは収集できます。実際安価なミシンなら、修理代金のほうが高く付くこともあります。でもそれなりの金額、3万円から5万円程度のミシンの場合、買い替えのほうがと言われたらその場で返事せずに、一旦引き上げることをおすすめします。怪しいセールスに引っかからないように、充分に注意したいですね。

まとめ

今の世の中、修理よりも新しいものを購入と言う風潮が広まっています。実際そうした製品が多く出回っているのも事実です。しかしいいミシン、古くから使っていたミシン、親から譲り受けたミシンはできるだけ修理して長く使い続けたいものです。修理店をうまく選んで、長く愛用していって下さい。