初心者でも楽しめる、入園・入学準備におすすめのミシン選び

ブラザーコンピュータミシン「PS205」(PS202のモデル)

入園・入学が近くなるにつれて、ママを悩ませるのが入園・入学グッツの準備です。

最近は、手作りじゃなく市販品でもOKという園や学校が増えていますが、市販品だと他の子と被ってしまう可能性が高くなります。

せっかくなら、手作りのものを用意したいというママも多いと思います。

今回は、そんな入園・入学グッツの準備に欠かせないミシンの選び方について説明していきます。



こちらの記事でもおすすめミシン製品を紹介していますので参考にして下さい。




ミシンをどんな用途で使うか

「お裁縫なんて、そうそうしないもの」と思っている人も多いと思いますが、最近販売されているミシンは操作も簡単で機能も充実しています。

実際に使ってみると、入園・入学準備だけで終わらせるのはもったいないような気もしてくるはずです。

それでは、どのようなポイントに着目してミシンを選べばいいのでしょうか。

ミシン選びに迷ったら、まずミシンをどのような用途で使いたいかを確認してみてくだささい。

入園・入学グッツを作りたい

入園・入学グッツは、主に「レッスンバッグ」「上履き入れ」「給食袋」「ナプキン」などです。

園や学校によって、大きさの指定があったり、付属のものを指定されたりすることもあります。

入園・入学グッツを作るためだけにミシンを購入しようとする人なら、使用頻度は高くありません。

基本的な直線縫いができ、キルティングなど厚手の生地でも縫える丈夫なタイプを選びましょう。

また、使用頻度が低いので、入園・入学準備が終わったら、クローゼットにしまってしまうことが多くなります。

出来るだけ小型のものを選ぶと、保管にも便利です。

子供服や布雑貨も作ってみたい

せっかくミシンを買うのだから、簡単な子供服や自分で持つ小物も作ってみたいと思っている人は、少し使用頻度が上がります。

縫い目の大きさを調整できる機能や縫うスピードの調整ができるようなミシンがおすすめです。

使いやすさと、性能の良さを考慮してミシンを選びましょう。

趣味としてミシンを使うなら、デザインのいいものを選ぶのも楽しめるコツです。

刺繍も入れてみたい

子供の名前など文字やアップリケなどを刺繍できるミシンがあります。

子供の持ち物に刺繍で名前を入れられたら、世界にひとつだけという感じがして嬉しいですよね。

まだ文字が読めないお子さんなら、アップリケがあれば自分の持ち物がわかりやすくなります。

刺繍はとても魅力的ですが、入園・入学準備以外で使うことはほぼないと考えられます。

ですから、文字刺繍機能は本当に必要なのか、よく検討した方がいいと思います。

本格的なハンドメイドに挑戦したい

本格的にミシンを使いこなせるようになると、作った作品を販売することもできます。

最近、フリマアプリでは、忙しいママのためにハンドメイド品が人気です。

販売目的でミシンを使おうと思うと、完成度も求められるので、上級者用のミシンが必要になります。

高機能で、耐久性にも優れているミシンを選びましょう。



こちらの記事でもおすすめミシン製品を紹介していますので参考にして下さい。




ミシンのタイプ

コンピューターミシン

スピードや縫い目の長さ、停止位置など縫うときの操作全般をコンピューターで制御できるのがコンピューターミシンです。

ボタンやモニタで操作全般が簡単にできるので、初心者にも安心して使うことができます。

電子ミシン

針の上下運動だけを制御するのが電子ミシンです。

スタート・ストップ、スピード、縫い目の調整はダイヤルで行います。

縫い模様の数は少ないが、操作がシンプルでわかりやすいのが特徴です。

ロックミシン

余分な布端を切り揃えつつ、端がほつれないように縫い合わせる「かがり縫い」専用ミシンです。

伸縮性のあるニット素材の縫製が得意です。

ミシンによっては、サイドカッターがついていてかがり縫いができるものもありますが、簡易的な機能です。

刺繍ミシン

キャラクター柄や文字刺繍などのグラフィカルな刺繍ができるミシンです。

コンピューターミシンに刺繍機能が追加されているものもあります。

ミシンの機能で選ぶ

ミシン選びのポイントで一番重要なのは、どんな機能が搭載されているかです。

性能の良し悪しでミシンの値段も大きく変わります。

様々な機能がありますが、自分にとって必要な機能かどうかをよく検討して選ぶことが大切です。

液晶モニタ

コンピューターミシンに搭載されており、縫い模様や操作をモニタで行うことができます。

また、誤った操作をした場合、エラーメッセージが出るので、初心者でも安心して使うことができます。

自動糸調子

上糸と下糸の引っ張り合う強さを自動で調整してくれる機能です。

自動糸通し

レバー操作で針穴に糸を通してくれる機能です。

自動糸切り

縫製が終わったあと、上糸と下糸を同時にカットする機能です。

全自動ボタンホール

自動で生地に合わせたボタンホールを縫うことができます。

子供服などを作りたいと思っている人には必要な機能です。

フットコントローラー

足で踏むことで縫製の速さを調整できる装置です。

両手を使いながら調整できるので、曲線縫いなどもうまくできます。

厚物縫い

カーテンやデニムなどの厚手の生地でも縫うことができる機能です。

用途は限られるので、必要かどうか検討してください。

今買うならおすすめのミシン3選

では、今ミシンを購入したいと思っている人におすすめのミシンを紹介したいと思います。

今回選んだ3つは、初心者の人もはじめやすく、機能もひと通り搭載されていて、さらに中級レベルになっても十分使えるものです。

購入を検討する際の参考にしてみてください。

ブラザーコンピューターミシン PS205/PS203/PS202

ブラザーコンピュータミシン「PS205」(PS202のモデル)

初心者さんにおすすめなのが、「ブラザーコンピューターミシン PS205/PS203/PS202」です。

値段も手頃で、機能も充実しています。

とくに、下糸のボビンを入れたあと、糸を引き出さなくてもいい「下糸クイック」機能がとても便利です。

縫い目の大きさの調整もできるので、入園・入学グッツで使うキルティングなどの厚手生地でも美しく仕上げることができます。

フットコントローラーは別売りなので、より縫製を楽しみたい人はフットコントローラーの購入も検討してください。

シンガー モナミヌウプラスSC217/SC200

シンガー コンピューターミシン モナミヌウプラス「SC227」(SC200/SC217の最新モデル)

ミシンに慣れてきた中級レベルの人におすすめなのが、「シンガー モナミヌウプラスSC217/SC200」です。

自動糸切り機能がついていて、高級感のある品のあるデザインです。

ワイドテーブル、フットコントローラー、サイドカッターなど別売りの付属品を取り付けると、お裁縫好きの人でも十分満足できる本格的な裁縫が楽しめます。

ジャノメ コンピューターミシン JP710N/JP710P/JP510

ジャノメ コンピュータミシン 「JP-710N」 (JP510の モデル)

ミシンを長く使い続けたいと思っている人におすすめなのが、「ジャノメ コンピューターミシン JP710N/JP710P/JP510」です。

耐久性に優れているので、長い間使っても変わらない使いやすさで安定感があります。

ワイドテーブルが透明なので、作業がしやすいのも便利です。

一通りの機能と縫い模様がありますが、基本的にシンプルなので、年配の人でも簡単に操作できます。

お裁縫や作品づくり、小物作りなどを趣味としてやりたいと思っている人におすすめします。

まとめ

入園・入学準備は、手作りしたり、名前を入れたりと、忙しいママには大変な作業です。

市販品を利用することでストレス軽減や時間短縮になるなら、アリだと思います。

もしミシンがあれば、市販品にレースをつけたりポケットやアップリケをつけたり、お裁縫が苦手でも楽しくアレンジできます。

全部手作りにこだわらず、子供と一緒に楽しみながら入園・入学準備ができるといいですね。