始めてのミシン選びは4つのポイントで分かりやすく楽しく選ぼう

可愛い小物や洋服を作りたい、どうしても裁縫をしなければいけないなど始める理由は人それぞれです。

どうせやるなら楽しくて可愛くて自分が納得出来る物が作りたいですよね。

ミシンではそれを可能にする事が出来ます、操作が簡単な物もあるし自動で糸巻きをしてくれる物まで種類は様々です。

初心者用からプロ用まで有りますが、ここでは初心者のためのミシン選びをご紹介致します。



こちらの記事でもおすすめミシン製品を紹介していますので参考にして下さい。




ミシンを選んでみよう

初心者の人にとっては分からない事だらけのミシン、まずは自分の気持ちに正直になって何をしたいのか?

どんなものが作りたいのか?

書き出して見ましょう。

それによってミシンのタイプや機能が選べますし、作る工程も簡単な方が良いのか?

色々やってみたいのかにより違います。

じっくり選んでお気に入りの物を手に入れて下さいね。

準備が簡単

ミシンは最初に糸をセットするところから始まります。

これが苦手な人も多いのでガイド機能付きの物や自動でやってくれる物などがおすすめです。

面倒くさがりの人にも便利な機能ですね。

逆に操作が複雑で分かりづらいと思う人や、将来的には自分で出来るようになりたい人には不向きかも知れませんので必要に応じて使って下さい。

操作が簡単

ミシンの基本は縫う事ですが初心者の人にはこれさえも大変です。

簡単に使う事が出来る機能も搭載している商品を使うと、縫うスピードをコントロールしてくれたり、自動で糸を調整してくれたり、エラーをお知らせしてくれる機能まで付いている親切なミシンもあります。

画面も見やすく音声ガイドが付いている物もあるので安心して使用する事が出来ます。

とにかく可愛い

とにかく可愛い物が作りたいと言う人は機能重視が良いと思います。

どんな物が作りたいかイメージして自分がやりたい事が出来る機能が付いているか確認して下さい。

模様縫いや文字縫いなど自動で仕上げてくれる便利な物が有りますので楽しんで使って下さいね。



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種類も沢山あります

ミシンは5種類あります。

多機能を搭載したミシンや、刺繍やかがり縫いを専用としたミシンなどが有りそれぞれのメリットとデメリットを確認して自分の用途に合った物を選んで下さい。

ここでは各ミシンの特徴を紹介しますので楽しく選んで見て下さいね。

電動ミシン

構造がシンプルなミシンで、針・釜・送りの運動を内蔵モータで行います。

速度制御がされていないので高速にしないと力が出ないので厚物縫いには不向きです。

販売数が少なく、昔ながらのミシンと言えるでしょう。

電子ミシン

針の上下運動だけを電子回路で制御するミシンをいいます。

ダイヤルを回して模様を選択し、縫い目の長さは自分で調節します。

低速でも力が有るので厚物縫いも出来ます、操作はダイヤル式でシンプルなので初心者の人には分かりやすいと思いますし、液晶画面が無いので設定が苦手な人にも向いています。

シンプルなので縫い幅や模様などの種類が少ないので色々試したい人には物足りないかも知れません。

コンピューターミシン

縫い目の長さやスピードや針の停止位置など縫う全ての動きをコンピューターで制御するミシンの事をいいます。

液晶モニタやボタンなどで操作するので設定の仕方が得意な人や初心者の人に向いています。

低速でも力があり、多種な模様や文字や刺繍などの選択肢も豊富で自動糸切機能が付いているものも有ります。

刺繍ミシン

本格的な刺繍縫いが出来るミシンです、基本の実用縫いの他に自動で刺繍が出来ます。

絵柄や文字やキャラクターなど図案通りの刺繍が出来ます。

刺繍の色によって都度、糸を取り替える必要が有るのが手間かも知れません。

ロックミシン

かがり縫い専用ミシンです、余分な布端を切り揃えながら、端がほつれないように縫い合わせます。

家庭用ミシンのかがり縫いよりも美しく丈夫に縫う事が出来ます。

伸縮性のニット素材を得意とし、フリルなども出来ます、合わせ縫いが手早く出来て用途は多岐にわたります。

重さで選んでみよう

ミシンにはコンパクトサイズとフルサイズに二種類が有ります、自分が何をしたいのか用途によって選ぶようにしましょう。

どちらにもメリット・デメリットが有りますし、持ち運び出来るものか据え置きタイプが良いのかという選択肢も有ります。

コンパクトサイズでも置き場所を考えなくてはいけませんので慎重に選んで下さいね。

軽いミシン

コンパクトミシンは約6kg以下の軽量なミシンです。

持ち運びが出来るので使用場所を選ばず、小型なので収納に場所をとりません。

巾着袋やお弁当袋などの小物を作る場合や、使用頻度が少ない場合にはコンパクトミシンの方がおすすめです。

重いミシン

フルサイズミシンは約7kg以上の大きな物をいいます、サイズも重量も有り存在感が有ります。

布を置くベッドが広いのでカーテンや洋服など大きな物を縫う時に使いやすいし、パワーも有るので厚手の物を縫うときに便利です。

機能で選ぶ

ミシンは種類によって様々な機能が付いています。

初心者の人からプロが使用する物まで用途に合わせて、どんな機能が付いているか確認して選んで下さい。

初心者の人には簡単で手間のかからない糸通しも自動でやってくれる機能があった方が良いでしょう。

エラーなどお知らせ機能も便利ですよ、ここでは一部を紹介しますので参考にして下さいね。

自動糸通し

初心者の人には針に糸を通すだけでも一苦労だと思います。

面倒な針穴糸通しはレバーを操作するだけで簡単に上糸通しが完了します。

自動糸切り

縫い終わると自動で上糸と下糸を切ってくれる機能です。

ボタン一つで出来るのでハサミを使う手間が省けます。

下糸巻き

機種によっては付いている便利機能です。

ボビンに糸を数回巻き付けて台座の溝に通しボタンを押すだけで下糸の準備が手軽に出来ます。

穴に通したり糸端を持ったりと面倒な事もなく巻き終わると自動停止するのでとても楽です。

自動糸調子

糸調子機能とは上糸と下糸の引っ張り合う強さを調整してくれるものです。

縫った後は表に上糸が見え、裏に下糸だけが見える状態が正しい糸調子になります。

縫い方や模様によってコンピューターが正しく制御してくれるので初心者の人には特に安心出来る機能です。

液晶モニタ

コンピューターミシンに搭載されていて液晶画面で豊富な機能をタッチするだけで簡単に実現出来る機能です。

縫い模様や操作機能を選択したりエラーメッセジが表示されたりするのが便利です。

液晶画面が見やすくて使いやすい物を選ぶようにして下さい。

全自動ボタンホール

生地に合わせたボタンホールを縫う事が出来る機能です。

自動で穴かがりが綺麗に仕上がるのでボタンなどが有る物を作る時に便利です。

静音設計

静音設計は機種によって付いている機能で作動音が静かな物です。

地味に同じ音が連続して聞こえると騒音になりますので、夜間や隣部屋、小さなお子さんがいる家庭などでは気兼ねなく使用出来る機能です。

フットコントローラー

足元で操作する物で、自由に速度をコントロールでき、両手が使える事によって曲線などの縫いの仕上がりも綺麗に出来ます。

最初から付属品として付いている物と別売りが有りますので、余裕のある方は使用してみても良いかも知れません。

針停止

縫い終わりの針位置を選ぶ事が出来る機能です。

布をターンさせやすい針下停止は過度縫いなどに便利ですし、針を上で止めれば回さず生地が取り出せ針を曲げる心配も有りません。

画面をタッチするだけで切り替えられるので操作が簡単です。

厚物縫い

低速でも安定した力で厚物が縫える機能です、デニムなどを重ねて縫っても楽に使用出来ます。

スピード調節

縫うスピードを調節出来る機能です、低速から高速まで自由自在、縫いながらスピードを変更出来るタイプも有ります。

初心者向けにスーパースローで縫える機能もあり安全に使用でき、カーブなどの難しい部分にも対応出来ます。

スタート時にゆっくり動いてくれる機能も有るので初心者の人は落ち着いて作業が出来ます。

まとめ

ミシンを初めて使う人にとって名前から使い方まで覚えなければならない事が沢山有ります。

ですが、今はコンピューターで色々手助けしてくれる機能が沢山あるので気軽に挑戦する事が出来ますよ。

ポーチ・カバン・ベッドカバー・洋服など自分で手作りする楽しさを、ミシンを使って知って欲しいと思います。

刺繍やパッチワークなど既製品に少しだけ手を加えても良いですし、ポケットをつけるなどオリジナルなアイテムとして夢が広がります。

自分の用途は勿論、生活や予算に合わせて上手に選んで下さいね。