初心者だからこそ押さえておきたい、ミシンの選び方と用途

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新学期を迎える頃には、必ずといっていいほど、雑巾・給食袋・手提げなどの小物が必要になり手縫いで時間がかかるし綺麗に出来ない…。

そう考える方は多いでしょう。

小さなお子さまが居るご家庭には、是非おすすめなのが「ミシン」で、コツさえ掴めばあっとゆうまに色々なこともが完成します。

ミシンの特徴や選び方を知り、春の裁縫時間を劇的に短縮しましょう。



こちらの記事でもおすすめミシン製品を紹介していますので参考にして下さい。




ミシンの種類は意外と多い

一言に「ミシン」と言っても、その種類は意外にも沢山あります。

初心者にも比較的使いやすく、日常の裁縫に取り入れやすいものから、ミシンの操作事態にもテクニックや技術を必要とするようなものまで幅広く販売されています。

電気メーカーや量販店などのショップだけではなく、最近では通信販売やインターネットなどでも安価で手軽なミシンが発売されています。

簡単な操作で使えるものや、コンパクトなタイプも多く、昔に比べると随分身近な存在になりましたね。

家庭用のノーマルミシン

家庭用のミシンは、三種類に分けることができます。

1.電動ミシン

複雑な基盤がなく、電源を入れるだけで動かすことができます。

フットコントローラーを使っての操作が主で、小物を作成するのに向いているミシンです。

2.電子ミシン

電子の基盤で動くので、縫い終わりは、針が必ず上がっている状態になるようにプログラムされています。

そのため、針がおれる心配が減り、怪我の防止にもなります。

3.コンピューターミシン

コンピューター制御で動くので、刺繍などもできます。

エラーも表示で知らせてくれるので、間違い箇所が解りやすく、機械が苦手な方でも操作ができるのはありがたいですね。

他の2点と比べると、高価なのがコンピューターミシンです。

業務用用の多機能ミシン

業務用は、基本的に直線縫を専用としているものが多いです。

ミシンに内蔵されているモーターや基盤、構造が家庭用のミシンよりも強くできています。

デニム生地などの厚手のから、薄いシルクも縫うことができ、本格的な洋裁をされるのであれば、このタイプも視野にいれていいかも知れません。

便利なロックミシン

ロックミシンは、通常のミシンとはちがい、布の端を解れないようにする為だけのミシンです。

かがり縫いという縫い方で、洋服の裾や、小物の端を縫いあげて解れないようにするには最適です。

洋服を作る方は、このロックミシンが1台あると端処理が格段に早くなります。

専門的な工業ミシン

一般的な家庭ではあまり使われていない、専門性の高いミシンです。

厚手の生地専用、複雑な刺繍専用など、一部に特化しているので、商売として大量に同じものを作る予定がある法人向けと言えます。

専用に同じものを縫い上げたり、刺繍をするためなので、出来上がりも揃っており綺麗です。

ただ、業者向けということもあり高価です。



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初心者でも安心、ミシンの選び方

色んな種類があって初めてミシンを購入するときは目移りしてしまいますよね。

選び方のポイントを押さえて、使いやすいものを選びましょう。

選ぶときのポイントを簡単に纏めました。

○ミシンを使う状況をイメージすること

ミシンを購入する目的をしっかりと自分で定めておく必要があります。

刺繍をしたいのに、刺繍機能のないミシンを購入してしまったり、小物を作りたいのに複雑な設定がいるようなミシンを購入していては意味がありません。

自分が作りたいもの、これから作る予定があるものなどを思い描いて、用途に合ったミシンを選びましょう。

○サイズや重さ、操作性をしっかり確認する

ミシンは、大きく分けて「コンパクトタイプ」と「フルサイズ」の2パターンがあります。

コンパクトサイズは、小物を縫うのにとても適していて、サイズも小さいので出し入れが簡単です。

すぐに取り出せて使用できるのは、手軽にミシンを利用したい初心者にも人気があります。

お子様の体操着入れや、雑巾などの学校用品を作成するのであれば、コンパクトサイズで十分です。

フルサイズは、ワンピースや、洋服などの大きいものを作成するにはぴったりのミシンです。

ミシン事態の重さもかなりあるので、出し入れをするには少し億劫かもしれませんが、厚手の生地を縫ってもミシン本体が揺れることなくしっかりと縫うことができます。

○価格とクオリティに納得出来るものを選ぶ

ミシンの価格は幅が広く、1万円前後のものから10万円を軽く越えるものなども沢山あります。

ミシンは機械なので、構造や性能以上の事はできません。

小物を趣味で作るのであれば、安価なものでも十分ですが、ゆくゆくは自分が気に入った生地で大きいものを作りといという願望がある場合は、ミシンのクオリティを重視する必要があります。

性能の低いミシンで無理に縫うと、多少は縫えるでしょうが故障や怪我の原因になりますので注意してくださいね。

ミシンの上手な使い方

ミシンをせっかく買ったけれど使わなくなる人に聞くと「まっすぐ縫えない」や「カーブがうまく曲がれず汚い縫い目になってしまう」との悩みをお持ちの方が多いです。

すこしのコツを掴むことでミシンは日常使いが出来る便利アイテムになります。

まず、まっすぐ縫えない方に多いのが、ミシンに対して真っ直ぐに座れていないことです。

フットコントローラーを使う方も多いので、ミシンを使用するときは椅子に座っていることが多いでしょう。

ついつい癖で、足を組んだまま操作する方もいますが、体が歪んだ状態だとまっすぐに縫えない場合があります。

しっかりまっすぐ座って、ミシンは使用しましょう。

また、カーブについては、初心者の方はまずスピードを落として、一目一目が縫えているのを確認できるくらいゆっくりと進んでみてください。

生地を引っ張りすぎないように気を付けながら、曲がりにくいときは一度ミシンを止めながらゆっくり進んでください。

カーブは、回数をこなすことでコツを掴めますが、始めはゆっくりと縫い進めることで、感覚が解るようになります。

縫い目についても「下糸がつってしまった」や「薄い布だと縫いにくい」と言われる方も多いですが、これは生地によって縫い目の長さを変えることで綺麗に縫い上げることができます。

薄い生地は、縫い目の長さを細かくし、逆に厚い生地は長めにします。

こうすることで、生地にシワがよらずに綺麗に仕上げることができます。

初心者で作れるおすすめの小物

ミシンを購入したら、まず手作りの作品を幾つかつくってみましょう。

初心者でも簡単に出来る小物は、ポケットティッシュケースや巾着袋です。

難しいテクニックは必要がなく、直線縫いだけで完成させることが出来るのでおすすめです。

ポケットティッシュケースは、使わないハンカチやナフキンなどを再利用して作れるので、わざわざハギレを購入しなくても可愛く仕上げることができ、ミシンの練習にもなります。

まずは、小さな小物入れからチャレンジし、少し慣れてきたら、ブックカバーやヘアアクセサリーなど次のステップに挑戦してください、色んなアイテムをどんどん作成できるのも楽しいですね。

まとめ

種類や用途によって、ミシンで作れるものは違いますが、どんどん練習して上達すると楽しみがよりいっそう深まります。

最近では、ハンドメイドで作った作品を販売できるサイトも多くなりました。

ご自身が一生懸命つくった作品が、誰かに喜んでもらえるようになれば嬉しいですよね。

ミシンの使い方のコツを着かんで、あなただけのオリジナル作品を是非作ってみてください。