今時のミシンは初心者でも不器用でも操作が簡単⁈進化したミシンの世界
幼い頃、母親がミシンを使って巾着や手提げを作ってくれた記憶はないでしょうか。
ミシンを見ると、母親の温かな愛情を思い出す人も少なくないでしょう。
また、小学校の家庭科の授業でミシンに苦戦した…。
なんて苦い記憶がある人もいるでしょう。
時代とともにミシンの性能も進化し、今や、あの頃ミシンが苦手だった人も簡単に操作出来る高性能なミシンが豊富に揃っています。
そんな今時のミシンについてご紹介します。
こちらの記事でもおすすめミシン製品を紹介していますので参考にして下さい。
一般家庭用のミシンの種類について
ミシンを購入する時は、ミシンの機能やサイズの違いを知り、自分の目的に合ったミシンを選びましょう。
現在では、様々なタイプの家庭用ミシンが販売されています。
機能別、タイプ別にミシンの特性をご紹介します。
コンピューターミシン
現在、家庭用ミシンの主流となっているコンピューターミシンは、縫い目、スピードなどをコンピュータでコントロールするタイプのミシンで、パネルやボタンを押すだけの操作で、作業が簡単にはかどります。
初めてミシンを買う人にもおすすめで、操作ミスがあれば、エラーメッセージが表示されるので、故障が少ないのも魅力です。
すべてのコンピューターミシンに搭載されているわけではありませんが、自動糸切機能、文字縫い機能、刺しゅう機能などがあるものも多く、使いやすく、オリジナリティーのある作品制作も可能です。
機能性が豊富な分、電子ミシンに比べると、お値段は高額になります。
電子ミシン
コンピューターミシンに比べると、手動の作業は多くなりますが、家庭科の授業で使用していたミシンですので、こちらも比較的簡単に作業がしやすいミシンです。
模様の縫い目はダイヤルを回して設定し、スピードコントロールを電子で制御します。
厚手のものを縫う際は、低速にすると安定して縫い進める事が出来ます。
作りがシンプルなので、コンピューターミシンに比べて安く購入する事が出来ます。
デメリットとしては、コンピューターミシンと比べ模様数が少なく、デザインの幅が狭まってしまうのは否めません。
フルサイズミシン
フルサイズのサイズの目安としては、7kg以上のものを指します。
持ち運びをするには不向きですが、安定感があり、ソーイングスペースが広いので、洋服や、カバンなど、サイズの大きい物を縫うには最適です。
本格的にソーイングを楽しみたい方には、おすすめです。
品質の良いフルサイズミシンは、丈夫なので、コンパクトサイズに比べ故障も少なく済みます。
コンパクトサイズミシン
コンパクトサイズのミシンは5kg以内のものを指します。
軽量なので、女性1人でも簡単に持ち運びが出来、コンパクトなサイズなので置き場所にも苦労しませんが、機能性はフルサイズに比べ多少劣る部分はあります。
簡単なお直しなどは難なく出来ますが、キルティングなど厚手の縫い物や、本格的に作品を作るのにはコツが要るようです。
コンパクトな分、お値段も手頃なものが多く販売されています。
こちらの記事でもおすすめミシン製品を紹介していますので参考にして下さい。
初心者にはコンピーターミシンがおすすめの理由
多くの人が、子供の入園準備のためにミシンの購入を検討するようです。
手先が不器用で、手芸が苦手な人におすすめなのが多機能のコンピーターミシンです。
例えば、ミシンの使い方自体がよく分からないという人も簡単に使えるように、便利なガイダンス機能が備わっているコンピーターミシンもあります。
ガイダンスに沿って操作をすれば、取扱説明を読まなくても簡単にミスなく操作が出来るのです。
ミス操作があれば、エラー表示でお知らせしてくれたり、ミシン本体にサポート機能が付いていたりする製品が多いのです。
これによって、故障が防げるというわけです。
子供を持つお母さんに嬉しい機能
コンピーターミシンでは、子供たちが喜ぶ可愛い刺繍が可能です。
刺繍機能があれば、兄弟で同じアイテムでも、別々の刺繍を施して違いをつけたりして、オリジナリティー溢れる作品により愛着を持ってもらえるでしょう。
全てのコンピューターミシンに、刺繍機能が搭載されているわけではありませんが、刺繍機能が 搭載のミシンを購入するか、或いは、別売りの刺繍機器を購入してセットすると、可愛い刺繍入りの作品を作る事が出来ます。
せっかく子供のためにバックや袋を手作りするのですから、より可愛くオリジナリティー溢れる刺繍で可愛らしさを引き立てない手はありません。
ソーイングの魅力は無限大
ミシンで自分の作品を作れるようになったら、「他人の作品も覗いてみたい!」「もっとたくさんの作品を作りたい!」という気持ちになるでしょう。
今や、ソーイングの魅力を発信する場所は無限に広がっています。
ミシンカフェに足を運んでみる
洋裁教室よりも気軽に立ち寄って、ミシン好きと集まれるとして、ミシンカフェなるスポットが増えてきました。
ミシンスペースに、家庭用ミシン、ロックミシン、カバーロックミシン、職業用ミシン、自動刺繍ミシン、その他、裁縫用具を備えてあるなど、多種多彩なミシンに触れる事が出来たり、併設されているカフェで寛いだりすることも出来るスペースです。
自宅では作れない作品が作れたり、アドバイザーに指導を受けられたりするカフェもあるようです。
今やミシンを楽しんでいるのは女性だけではなく、機械マニアの男性や、手芸好きの男性も増え、ミシンカフェに集うお客さんの中にも男性の姿がよく見られます。
本来1人黙々と作業する事が多いミシンですが、共通の趣味を持つ人と、ミシンの魅力を分かち合える食うかで、新しい出会いがあるかも知れません。
ネット販売
今や自身の作ったハンドメイド作品をインターネットで簡単に販売する事が出来ます。
ネットに店舗を構えることも出来ますし、オークションやフリマアプリを使って、もっと気軽に作品を販売する方法もあります。
フリマアプリでも、作品を気に入ってくれ、リピーターになってくれる事もあり、趣味のミシンへのやりがいがますます感じられるでしょう。
入園のシーズンになると、自分ではミシンを使って作る事が出来ずに困っているお母さんもたくさんいます。
自分がミシンで作った作品が人の役に立ち、利益も出たら、こんなに嬉しい事はありません。
ユーチューブに動画投稿
若い世代を中心に人気の動画サイトユーチューブに、ミシン動画をアップするという手段も良いでしょう。
ミシンの性能に詳しければ、それぞれのミシンの特徴を解説しするだけでも、ミシン購入を悩んでいる人の役に立ちます。
簡単な手提げの作り方など、動画を使ってレクチャーするなどもおすすめです。
ミシンの情報に関しては、多くの需要があり、ユーチューブを使って発信すると、視聴回数が増えるに応じて広告収入も得られ、自身の作品の宣伝になるというメリットもあります。
リメイクで思い出の品を再生
着れなくなってしまった愛着のある洋服を捨ててしまおうか迷った時には、ミシンの出番です。
思い切って裁断しリメイクして新しいものに姿を変えてみましょう。
お父さんの素敵なシャツを、娘さんのワンピースに。
トレーナーの袖を使って、小さな子供のズボンに。
ミシンを使えば、変幻自在に洋服を違ったものにリメイク出来てしまいます。
世代を超えた思い出の品を、いつまでも目の届くところに置いておけるのもミシンソーイングの魅力です。
まとめ
家庭にミシンが1台あれば、多種多様な楽しみが生まれます。
裁縫が苦手とミシンを敬遠していた人も、コンピーターミシンを使えば、サクサクミシンを使えてしまいます。
黙々とミシンに没頭する時間も気持ちが良いものですし、ミシンによって家族が喜ぶ、愛情溢れる物作りが出来ます。
進化したミシンで、唯一無二の作品を作ってみてはいかがでしょうか。