まるで手縫いしたようなぬくもりのあるステッチができる世界初の家庭用刺し子ミシン!SashikoⅡで作品の幅を広げよう!
普通のミシンでソーイングした作品も良いけど、手縫いした作品には独特のぬくもりが感じられます。
その独特のぬくもりの秘訣は、やはりハンドステッチにあります。
でもテーブルクロスやひざ掛け、クッションカバーなどハンドステッチのパッチワーク作品を作る場合は、一つ一つ手で縫っていくのは手縫いのプロでないと難しいものです。
そこで今回は普通のミシンではできないような、まるで手縫いしたようなぬくもりのあるステッチができる世界初の家庭用刺し子ミシン、SashikoⅡというハンドステッチミシンを紹介したいと思います。
このミシンを使えば作品の幅がさらに広がりますよ。
こちらの記事でもおすすめミシン製品を紹介していますので参考にして下さい。
刺し子ってどんな刺繍か
刺し子は日本に古くから伝わる伝統的な刺繍のことで、本来は藍色の布に白い糸で線を描くように刺繍されていました。
特に東北地方の刺し子が有名で、山形の庄内刺し子、青森のこぎん刺し子、岩手の菱刺し子が日本三大刺し子と称されて大変優れた伝統文化として、国内だけでなく海外からも高い評価を得ています。
刺し子が発祥したきっかけは、厳しい寒さをしのぐために防寒、補強目的として、衣料にしっかりと縫い付けた刺繍模様が始まりであると言われています。
現在では藍色の布と白い糸という組み合わせに限らず、いろいろな色の布や糸が用いられるほか、ハンカチやクッション、バッグなどに刺し子の伝統模様が取り入れられるようになりました。
さらにキルトの模様を刺し子で表現するなど、新しい感覚で楽しめるものも登場しています。
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ベビーロックミシンの世界初家庭用刺し子ミシンが登場
ミシンの中には刺繍専用のミシンというものが存在しますが、そんな中ベビーロックミシンが世界で初めて家庭用刺し子ミシンを開発しました。
刺し子は小物などに刺繍する場合は手縫いもしやすいですが、大きな作品を作る際に刺し子を入れるとなるとかなりの労力と時間がかかります。
そんな大物にも刺し子がスムーズに入れられて作品の幅を広げることができるのが、ベビーロックミシンから発売されている家庭用刺し子ミシン!
SashikoⅡです。
キルトは欧米をはじめ日本国内でも人気があり、キルトショーも国内で開催されていますが、そんな中でも日本の伝統文化である刺し子は海外の人や、今どきの若い人にも新鮮な魅力があるということで人気を集めています。
そんな魅力的な刺し子がミシンで簡単に出来れば、という思いが込められて誕生したのが家庭用刺し子ミシン!
SashikoⅡなのです。
家庭用刺し子ミシン!SashikoⅡの5つの特徴
家庭用刺し子ミシン!
SashikoⅡは刺し子が縫えるミシンだけに、普通のミシンとは違う5つの特徴があります。
最近では欧米でも人気のあるこのミシンには、どのような5つの特徴があるのでしょうか?
下糸だけでソーイング
普通のミシンは上糸と下糸でソーイングしていきますが、家庭用刺し子ミシン!
SashikoⅡはナント、下糸だけでソーイングしていきます。
使うのは下糸たった1本だけなのですぐに解けるのでは?
と不安になるかもしれませんが、これにはカラクリがあります。
実は生地の表側に渡った下糸は2本使いになっていて、まるで1本のように見える独自の縫い目になるようソーイングできるのです。
下糸1本で2本使いのソーイングをすることでしっかりと縫い付けることができ、さらにまるで手縫いをしたようなやわらかいタッチになり、刺し子やキルト独特の縫い目を実現させてくれます。
手縫いの風合いのヒミツは独自の針形状にあり
刺し子やキルトの縫い目には手縫い独特の風合いがありますが、家庭用刺し子ミシンSashikoⅡでもこの風合いを実現させることができます。
そのヒミツは刺し子ミシン独自の針形状にあります。
家庭用刺し子ミシン!
SashikoⅡに使用されている針はカギ針と蓋針と呼ばれるもので、カギの形状をした針に蓋針で開閉するという仕組みになっています。
蓋針が開いている時は糸をカギにかけ外しできるようになっていて、蓋針が閉まっている時は針が生地に刺さるようになっています。
この2種類の針の動きが繰り返されることで、太くてしっかりとした風合いのある手縫いのような縫い目が出来上がるのです。
カギ針も蓋針も家庭用刺し子ミシンSashikoⅡ専用のものを使用します。
縫い目の長さと間隔を5段階で調整できる
家庭用刺し子ミシンSashikoⅡは縫い目の長さと間隔を1.5mm~5mmの範囲で調整することができます。
縫い目の長さは糸が生地の表側に見える部分で、間隔は糸が生地の裏側に見える部分ですが、ひと目でわかるように表記されていてその下にレバーがあるので、間違えて調整してしまう心配もありません。
小さな巾着から大きなテーブルクロスまで最適な縫い目が選べるようになっているので、刺し子初心者でもすぐにソーイングできるようになっています。
押え圧力調節ダイヤルとフリーカーブ調節ダイヤル付き
刺し子やキルトは厚めの生地を使うことも少なくありません。
でも家庭用刺し子ミシンSashikoⅡには押さえ圧力調整ダイヤルが付いているので、生地に合わせて最適の押え圧力を無段階で設定できるので、スムーズにソーイングが進みます。
押え圧力調節ダイヤルは数字を大きくすると圧力が強くなり、小さくすると圧力が強くなるのでぶ厚く丈夫な生地にもラクラク刺し子やキルティングが可能です。
またフリーカーブ調節ダイヤルを使用すれば、縫いながら押え金をわざわざ操作しなくても生地のカーブ縫いがスイスイできます。
この便利なフリーカーブ調節ダイヤルにはリフティング機構が付いていて、針が下りている時は自動的に押え金がわずかに浮き、反対に針が上がっている時には押え金が下がりという仕組みになっています。
このダイヤルの目盛を0に合わせると、通常のミシンのように生地をしっかりと押さえてきれいな直線縫いができるようになっています。
刺し子やキルティングに必要な技術が、この2つのダイヤルにしっかり取り入れられているのです。
大きな生地に刺し子やキルトをしたい人には、家庭用刺し子ミシンSashikoⅡはまさにおすすめのミシンです。
ワンステップモードでワンランクアップの作品が作れる
刺し子や刺繍をミシンで縫い付ける時には刺繍模様や縫い目のパターンが決まっているので、ややともするとワンパターンな模様になりがちです。
ところが家庭用刺し子ミシンSashikoⅡには縫う人のアイデア次第で、いろいろなシーンに活用できるワンステップモードという機能が搭載されています。
ワンステップモードに設定すると一針だけ縫った後に自動的に止まるようになっていて、コード1本を縫い付けたところにさらに1本足して2本にするなど、ワンランクアップしたきれいなデザイン縫いができるようになります。
今までは手縫いでしかできなかったものでも、このワンステップモードを使えばレパートリーも無限に広がります。
これから本気で刺し子やキルトをやりたいと思っている人は、自分のアイデアが自由に表現できる家庭用刺し子ミシンSashikoⅡでどんどんオリジナル作品を生み出してみませんか?
庄内刺し子の発祥地山形県でデザイン賞を受賞した逸品
家庭用刺し子ミシンSashikoⅡは機能性の高さとシンプルながらも調和が取れた美しいデザインであるということから、山形県内でデザイン製品を選定するコンペンション、山形エクセレントデザインで大賞を受賞しています。
最近ではカラフルなものやかわいいキャラクター、イラスト入りのものなど、いろいろなデザインのミシンが登場していますが、家庭用刺し子ミシンSashikoⅡはミシンの状態を知らせる「お知らせLEDランプ」や、縫い目の長さがひと目でわかる機能など、使い勝手の良さも兼ね備えたミシンの逸品ということで大賞に輝きました。
ちなみに家庭用刺し子ミシンSashikoⅡは税別210,000円と、一般の家庭用ミシンと比べると高いですが、趣味が高じて作品を出品したいという人からは高い評価を得ている、プロを目指す人にはおすすめのミシンです。
まとめ
刺し子が施されているクッションやテーブルクロスなど、洋室やダイニングキッチンに使うと和の美しさが演出され、ひと味違ったおしゃれな空間が楽しめます。
またキルティングした膝かけなどを置けば、アットホームな雰囲気で部屋の中も楽しくなります。
刺し子やキルトを施した家庭用品はネット通販や手作り製品としてデパートでも取り扱われていますが、自分で作ればさらにオリジナルの刺し子やキルトが楽しめますし、バザーに出品しても結構人気があります。
刺し子やキルトの趣味を超えてたくさんの作品を作りたい人は、家庭用刺し子ミシンSashikoⅡがあればオリジナル作品がさらに楽しく作れます。