がたがたになっちゃう!ミシンでまっすぐ縫うためのコツってある?

ミシンの基本は、やはりまっすぐ縫うことです。

まっすぐ縫うことができないと、カーブを描けるはずもありません。

だからまっすぐ縫うことは基礎中の基礎になります。

しかし、ではまっすぐ縫うことは簡単かと言われたら、決してそんなことはないのです。

まっすぐ縫うためにはある程度のコツがいるのです。

では、まっすぐ縫うためにはどうすればよいでしょうか?



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まっすぐ縫うには正面に位置どること

ミシンをまっすぐ縫うためには、ミシンに対してまっすぐ位置どることがポイントになります。

ミシンに対して斜めに座ったりしていると、どうしても無意識のうちにそれていってしまいます。

もちろん正面に座っているからと言って、それだけ自然とまっすぐ縫うことができるようになるのかといわれたら、そんなことはありません。

まっすぐ縫うためにはまだまだ他のコツも必要になります。

でも、正面に位置どっているときと、やや斜めに位置どってしまっている時では、どう考えてもまっすぐに位置どっているほうがやりやすいことは間違いありません。

だから、まずはこうした自分の位置取りを正確にしていってください。

ミシンもまっすぐにすること

また、ミシンもしっかりとまっすぐにすることがおすすめです。

つまり、ミシンに対してだけまっすぐに位置どれば良いというものではないということです。

そうではなく、まずミシンを机に対してまっすぐにして、それからそれに対して自分もまっすぐ入るようにするのです。

そうすることによって、基準となるものができます。

机のラインやミシンのラインなど、明確な基準がいくつかできるのです。

だから、その分だけまっすぐ縫いやすくなります。

ミシンに対してまっすぐ入ることは、特別意識しなくてもしている方はいるかもしれません。

でも、ミシンの位置自体をまっすぐにすることは、意外といちいち意識していない方も多いです。

うまくまっすぐ縫うことができないという方は、それが原因になっている可能性もあります。

これからはミシンの位置もぜひ意識していってください。



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ミシンに定規をつけてしまう

ミシンをまっすぐ縫いたいのであれば、ミシンに定規をつけてしまうというのもおすすめです。

ミシンをまっすぐに縫えない方の多くは、縫っているうちに平衡感覚が良くわからなくなってしまうという方です。

それはなぜ起こるのかというと、やはり頭の中で布の上に直線をひくことができないからでしょう。

頭の中で布の上に直線を引くことができれば、それにそってミシンを動かすだけでよくなります。

それができていないから、だんだんとよれていってしまうのです。

そうならないようにするためには、実際に線を引いてあげればよいです。

そのために役立つのが定規なのです。

ミシンには、それにつけることができる定規があります。

それがあれば、それと布の端を添わせる、あるいは縫い目をその定規のラインに対してまっすぐにするだけでまっすぐ縫うことができるようになります。

ただ定規をつけるだけでそうなるのですから、この方法はすごく簡単な方法になります。

定規は別に高いものではない

ミシンにつける定規となると、すごく高級なものなのではないかと思う方もいるかもしれません。

でも、実は全くそんなことはありません。

ミシンにつける定規は、すごく安いです。

たとえば、1000円くらいで買えることが多いのです。

たしかにいちいち定規を使用しないでも、慣れていけば自然と頭の中で定規が引けるようになり、きれいにまっすぐ縫うことができるようにはなります。

でも、そのためにはやはりなれるための練習が必要になります。

それなしでもできるようになるわけなのですから、定規のコストパフォーマンスはすごく高いのです。

なるべく時短で、かつ楽してまっすぐミシンを縫いたい方には、定規を使用するのはおすすめです。

布に線を引いてしまうのもあり

ミシンをまっすぐ縫うためには、頭の中で線を引いて、それに沿って縫えばよいと述べてきました。

それができないからまっすぐ縫うことができない。

それならば、実際に布に線を引いてしまえばよいです。

それも、一つのコツになります。

消えるようなペンを使用して、実際に縫うところに線を引くのもありですし、実際に線をよく所よりは数センチ外側に線を引いて、その線と平行になるようにミシンを縫うようにするというのもありです。

いずれにしても、布に線を引いてしまえば、簡単にまっすぐ縫うことができるようになるのです。

しかも別にそれは落とせるわけなのですから、汚れにもならないことが多いです。

なので、すごく効果的な方法になります。

白い生地には合わないことも

ただやはり、汚れが目立つような生地の場合には合わないこともあります。

たとえば縫った後、縫い目の外側のラインが引いてあるところは切って捨ててしまうというのであれば、汚れは気にならないでしょう。

でも、線の上を直接縫おうとする場合などには、汚れに対して注意が必要です。

白い布のような汚れが目立つ布では、たとえ着れるようなペンで線を引いていたとしても、結局多少の汚れがついてしまいますから。

そうして汚れがついてしまうと、たとえミシンをまっすぐ引けたとしても、結局仕上がりは汚くなってしまいます。

ミシンをまっすぐ引きたいのは、やはり少しでもきれいに仕上げたいからなのではないでしょうか?

それなのに汚く仕上がってしまうわけなのですから、やはり汚れが目立つ生地の場合には注意が必要になります。

テープで線を引くのも正解

でもそんな汚れが目立つような生地を使用している場合でも、布の上に直接ガイドとなる線を引くことは可能です。

正確には、線を引くのではなく、線を作ってしまうのです。

たとえば、マスキングテープなどのあまり粘着力が強すぎないようなテープで、布の上にまっすぐ線を引きます。

あとはそれに平行するようにミシンを引いていけばよいだけです。

線を描くこととは違って、ミシンをその上に直接添わせる形でまっすぐ線を引くことはできません。

別にそれをすることも物理的にできないわけではないですが、そうしてしまうとマスキングテープがうまく剥がせなくなってしまう可能性が高いです。

それでは結局仕上がりが汚くなりますから、それはおすすめできません。

なので、平行のガイドとするしかないのです。

でもたとえば、ミシンにつける定規でも、意味合いとしては平行のガイドと同じになります。

だから、たとえ平行のガイドであっても、すごく効果はあります。

安心して使用していけばよいでしょう。

テープは汚れ防止にもなる

テープには一つメリットもあります。

それが汚れ防止にもなるということです。

ミシン作業中には、知らない間に手が汚れていたりして、布を汚してしまうこともあります。

でも、テープをつけていれば、少なくともそのテープがついている部分はそれによって保護されますから、汚れる可能性が少なくなります。

そういう意味でもテープというのは効果的になります。

ただ、粘着力が強すぎないようには気を付けてください。

そのせいで生地を傷めてしまうことがありますから。

まとめ

ミシンでうまくまっすぐ線を引けないという方は、これらのことを試してみてください。

どれも決して手間がかかることではありませんし、難しいことでもありません。

それでいて効果は抜群になりますから、意外と簡単に悩みが解決していくこともあるでしょう。

こうして慣れていって、特に何も意識しないでもまっすぐ引けるようになっていってください。