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慣れれば簡単?ミシンで縫う前のセットの仕方とチェックポイント

   

ミシンの使い始めは、誰でも戸惑いがちになります。

ミシン糸やミシン針の準備が大変で、ミシンに手がでない人もいるのではないでしょうか?

針の取り付け方や糸の通し方など、セットの仕方は何度か繰り返すうちに覚えることができますよ。

慣れるまでは大変かもしれませんが、慣れてしまえば簡単なミシンのセットの仕方を紹介していきます。



こちらの記事でもおすすめミシン製品を紹介していますので参考にして下さい。




ミシンのセットは難しい?それとも簡単?

「ミシンのセットって難しそう…」ミシンの前準備に、こんなイメージをもっていませんか?

たしかにミシン初心者やミシンをしばらく使っていなかったという人は、準備に手間どるかもしれません。

ミシンのセットにはいくつか工程があります。

ミシンについている説明書にはその工程が書かれていますが、説明が簡易的だったり、専門用語で書かれていたりと分かりにくいときもあります。

ですが、セット自体は繰り返すうちに必ず覚えることができるものです。

では、ミシンのセット方法を順番に見ていきましょう。




ミシンに針をセットする

なんと言っても、ミシンで縫うときに欠かすことができないミシン針。

針の取り付け方には、気をつけるポイントが1つあります。

針の頭部分の平らな面に気をつける

ミシン針の頭部分は、少し太くなっています。

頭は片面が丸みを帯び、もう片面は平らになっています。

この平らな面を確認して適切にセットしないと、縫っている最中に針が外れる原因や針折れの原因にもなるので、縫い始める前に必ず確認しましょう。

ミシン針の取り付け方

  1. ミシンの電源が切れている状態で、ミシン針をセットします。
  2. ミシンには針棒と呼ばれる、ミシン針を差し込み固定する棒がついています。

     針棒にはみぞがあり、みぞの中は平らになっています。

    針の頭とみぞの平らな面が向かい合うように、針を垂直に差し込みます。

    (※メーカーによって、向ける面が逆の場合もあります)

  3. 針が入らないときは、針棒についてる針止めのネジをゆるめます。

    針棒の奥までしっかりと針を差し込みましょう。

  4. 針止めのネジを締め、ミシン針を固定します。

    針がぐらつかないか、落ちてこないかを針先にさわって確認します。

    (※くれぐれも指をささないように)




ボビンへの下糸の巻き方とセットの仕方

ミシンは、上糸と下糸がないと縫えません。

下糸は、「ボビン」というミシン専用の糸巻きに糸を巻いてから使います。

ボビンへの糸巻きもミシンでできますよ。

糸の巻き方

  1. ミシンの電源を入れます。
  2. 糸立てにミシン糸を差し込みます。
  3. ミシンの左側にある、糸巻き糸案内に向かって糸を引っ張ります。

    糸巻き糸案内には細いみぞがあり、そのみぞに糸をまわしかけます。

  4. 糸端をボビンの穴に通し、ミシン右側の糸立て軸にボビンを取りつけます。

    ボビンをつけたら、右側へカチッと音がなるまでスライドさせます。

  5. スタートボタンがミシンについている場合はそのボタンを。

    フットコントローラーの場合は足でスタートして、ボビンに糸を2~3回巻きつけます。

    (※2~3回巻くまで糸端は手で持っておきましょう。)

  6. 2~3回巻いたらボビンの穴からでている糸を切り、もう一度スタートして最後まで糸を巻きます。
  7. 巻き終えたら自動で止まるので、糸立て軸からはずし糸を切ります。

ボビンをセットする

  1. ミシンの電源は切った状態でボビンをセットします。
  2. ミシンのテーブルにある針板のふたを開けます。
  3. 中にある釜にボビンを入れ、2ヶ所ある釜の切りこみに糸をかけてから糸端を外にだします。

    ふたを閉めて終わりです。




上糸の準備

ミシン針やボビンを取り付けたら、次は上糸をセットします。

ミシンによっては便利な「自動糸かけ機能」がついていることもありますが、基本的なセットの仕方を学んでいても損はありません。

機能の無いミシンにも対応できるので、知っておくと便利ですよ。

上糸をセットする

  1. 電源が切れているかを確認します。
  2. 布を固定する押さえ金を上げます。
  3. 糸立てにミシン糸をセットし、取りだした糸をミシンの上についている糸かけ穴に通します。

    糸をミシンの手前に落とし、案内板に糸をかけ、天びんに通します。

    天びんから針棒近くにある糸かけに通し、針棒糸かけ→針穴の順で糸を通します。

  4. 針穴に糸が通ったら、ミシン糸はテーブルの奥へ持っていきます。



下糸のだし方

針板から下糸を引きだせばセットは完了です。

これで縫いはじめることができます。

下糸をだす

  1. 押さえ金は上げたまま、左手で上糸の端を持ち、右手ではずみ車を手前にゆっくりと回します。
  2. 針が針板の穴に入り、上糸に下糸が絡んだ状態ででてきます。
  3. 両方の糸を押さえ金の下に通して終わりです。



縫う前のチェックポイント

上糸と下糸のセットが終われば、ミシンで好きな作品を縫い始めることができます。

ですが、縫う前にいくつかチェックしておきたいポイントがあります。

ポイントをチェックしておけば、縫い始めてからのトラブルが少なくなり、大切なミシンを長く使うことができます。

糸の調子を確認する

糸調子の確認は、縫い目に関係する大事なチェックポイントです。

調子を合わせないと縫い目が飛んでしまったり、縫っている最中に糸が切れてしまったりと、うまく縫えないことがあるからです。

表から見ても裏から見ても美しい縫い目であるように、糸の調子はしっかり合わせましょう。

まず、作品とは別のいらない生地を用意します。

生地端などのはぎれで大丈夫です。

一度縫ってみます。

表裏ともに縫い目が綺麗であれば問題ありません。

ですが、表地または裏地の縫い目糸がピンッと伸びきっているときは調整が必要です。

○表面の糸がつっぱるときは下糸の調子が強く、裏面の糸がつっぱるときは上糸の調子が強くなっています。

糸調子ダイヤルを回して、上糸と下糸の縫い目が均等になるように調整しましょう。

縫い目が飛んでしまう

縫い目は表も裏も普通均等になりますが、まれに目飛びしてしまうことがあります。

これはミシン針が曲がっているときにおこります。

ミシン針を曲がったまま使いつづけると、目飛びだけでなく、張板や針棒まで壊してしまう原因になりかねません。

新しい針に交換しましょう。

針目の大きさの確認

「針目」とは、縫い目1つ分の長さのことです。

生地の厚みによって、針目の大きさは変えましょう。

厚地は針目を大きく、薄地は針目を小さくします。

厚手の生地を小さな針目で縫うと、縫い目がつまってしまったり針が折れてしまったりすることがあります。

そのほか、針目が小さすぎて生地が縮んでしまうこともあるので、生地の厚さに合わせた針目にしましょう。

○針目が作品の彩りになる?

針目は「ステッチ」とも言います。

作品の生地を合わせるためだけに使わず、ステッチを作品の飾りとして使ってみませんか?

針目の大きさを変えて、ステッチにリズムをだしてみるの可愛いかもしれません。

作品のワンランクアップにぜひお試しください。




まとめ

ミシンのセットの仕方は、覚えるまでが大変です。

ですが、繰り返すうちに必ず覚えることができますよ。

早く縫いたい気持ちをちょっとだけ抑え、ひとつひとつ順を追ってセットしていきましょうね。

くれぐれも針先には注意して、ミシンの電源は切った状態でセットしてください。

そして、ハンドメイドの幅を広げてくれるミシンを長く楽しんでくださいね。

レッツ!

エンジョイミシン