ミシンと手縫いはどっちが良い?それぞれのメリットを比較!

何かを縫う時の縫い方には、大きく分けて二つの方法があります。

一つはミシンで縫うという方法。

そしてもう一つは、手縫いで縫うという昔ながらの方法です。

では実際、ミシンで縫うのと手縫いで縫うのは、どちらの方が良いのでしょうか?

ここではそんな手縫いとミシンのそれぞれのメリットについて見ていきたいと思います。



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ミシンのメリットは仕上がりの綺麗さ

まずミシンのメリットから見ていきましょう。

ミシンの最大のメリットは、やはり仕上がりのキレイさにあるでしょう。

ミシンは何と言っても真っ直ぐに縫うことが簡単です。

そして縫い目も均等になることでしょう。

しかし手縫いの場合には、少し特殊な方法で縫わないと早々綺麗な縫い目にはなりません。

均等に縫う事すら難しいでしょう。

もちろんそれが必ずしも悪いことというわけではありません。

たとえば手縫いには手縫いの独特の味があります。

完璧な物を求める人もいれば、ちょっと味があるくらいのものを求める人もいますよね。

だから一概に手縫いがダメとは言えません。

しかし、綺麗に縫うことを求められるシーンだってあります。

そういうシーンに簡単に対応できるというのはメリット以外の何ものでもありません。

選択肢が広がるということ

つまりミシンがあれば選択肢が広がるのです。

手縫いの場合には、手縫いの味がある縫い方しかできません。

しかしミシンがあれば、ミシンのキレイな仕上がりも出せます。

そしてミシンでありながらちょっとよれた縫い方だってできますし、当然ミシンをあえて使わないで手縫いで縫うという選択肢をとる事もできます。

このように、選択肢はグッと広がるのです。

選択肢は少しでも多い方が良いに決まっています。

そういう意味ではミシンはすごく効果的です。



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ミシンはスピード感が全然違う

ミシンのメリットとしてもう一つあげられるのが、縫う時のスピード感です。

手縫いでは、どれだけ早く縫おうとしても、なかなかスピード感は出ません。

しかしミシンはご存知の通り、ダダダダダとすごく早いスピード感で縫っていくことが可能です。

縫う時のスピードが早くなれば、当然最終的に何かが出来るまでのスピードも早くなっていきます。

それが助かるという方は多いのではないでしょうか?

完全に自分の趣味で何かを作っているという方であれば、そのスピード感は別に気にならないかもしれません。

でも、たとえば誰かの為に何かを作っている人には、そのスピード感はすごく大切です。

子どもの為に何かを作るという場合、明後日までに何かを作らないとならないとなる事もあるものです。

そうして急に何かを作らないとならなくなってしまった場合、やはりスピード感が無いと大変です。

そもそも自分の時間をそこまで犠牲に出来ないでしょうから。

実質数時間で何かを作らないとならなくなりますだから、スピード感が必要なのです。

お母さん的立場の人にはミシンはあった方が良い

こういうことがあるので、お母さん的な立場の人であれば、ミシンはあった方が良いでしょう。

ミシンが無いと絶対に対応できないということはありません。

基本的にはミシンで出来ることは手縫いでもだいたいできます。

仕上がりの差やスピード感の差こそあれど、手縫いでも対応は出来るのです。

でもやはり手縫いくらいに時間や手間をかけるのは、お母さん的な人にとっては現実的ではありません。

そのスピード感の為だけにミシン代を払う価値は十分あるでしょう。

時は金なりと昔から言いますから。

手縫いはやる気が要らない

こうしてみてみるお手縫いには全然メリットがないように思えます。

味があるというのは確かに一つのメリットではありますが、それくらいです。

あえてミシンを持たずに手縫いをするメリットは、他にも何かあるのでしょうか?

もちろん、手縫いには手縫いのメリットが他にあります。

それが、やる気が無くても大丈夫だということです。

準備が必要ない

ミシンの場合には、ミシンを出して一からセットしてはじめないとなりません。

しかし手縫いの場合には、ただただ糸と針があればそれだけで可能です。

コンセントをつないだりと、大々的な準備が必要ないのです。

やはり大々的な準備が必要になると、それを始めるのが億劫になります。

「さぁやるか」と気合を入れないとなかなか手を付ける事が出来ません。

しかし手縫いの場合にはそれが要りません。

なんとなく近くに置いてあった布と糸と針に手を伸ばしたら、そのままゴロゴロしながら縫い始める事も可能です。

それは、実はすごいメリットなのです。

隙間時間に作業が出来るということ

なぜなら、隙間時間に作業が出来るという事だからです。

ミシンの場合は、隙間時間では難しいでしょう。

最低でも1時間2時間はまとめて時間をとらないとなりません。

しかし手縫いの場合には、10分あいた時に縫い始める事が出来るのです。

それを繰り返しているうちに知らないうちに完成してしまっていたということもあるかもしれません。

そうなれば、結果的に手縫いの方が早く出来ることもあります。

トータルでの時間は当然手縫いの方が長くかかるでしょうが、日付的には早く出来る可能性もあるのです。

まとまった時間はなかなか取れない事もありますから。

それは手縫いならではのメリットです。

休みが少ない人に最適

このメリットは、休みが少ない人に最適になります。

休みがきちんとあれば、休みの日にミシンをかければ良いだけですから、やはりミシンを導入するのがおすすめになります。

でも、休みがないのであれば、ミシンを使用する時間もとれません。

だけど手縫いならばそういう人でも隙間を縫って作業が出来る。

そういうことがあるので、休みが少ない人には手縫いがすごく合っているのです。

時間問わずに作業出来るのもメリット

ミシンとは違い、手縫いの場合にはほとんど音がしません。

ミシンはダダダダダと音がしてしまいますが、手縫いはせいぜいカサカサ布が擦れる音がするくらいです。

それはつまり、どんな時間でも作業が出来ることをさします。

夜中でも明け方でも、まったく問題なく作業することが出来るでしょう。

しかしミシンの場合にはそうはいきません。

ミシンを夜中に動かしていたら、周りの方から文句を言われてしまう可能性があります。

もちろんミシンだって、そこまでものすごくうるさいというものではありません。

でもすごく静かなものではないことは確かです。

だから夜中の静寂の中では、そのミシンの音が響いてしまい、周りの方の迷惑になってしまう可能性は高いのです。

変な時間にしか作業出来ない人には手縫いが吉

中にはこうした変な時間にしか作業が出来ない方もいますよね。

そういう方にとっては、別段ミシンは必要ないことになります。

どうせミシンを使用する事は出来ないのですから、手縫いで縫っていくのがベストです。

確かにスピード感でははるかに劣りますが、よほど大きい何かを作るというのでもない限り、別に手縫いでもそこまで多大な時間が掛かるということはありませんし。

まとめ

基本的にはやはりミシンのメリットの方が強く見えます。

でも、そのミシンのメリットを活かしたくも活かせず、逆に手縫いのメリットがすごく響いてくる人もいるのです。

だからもし、手縫いが響いてくる人であれば、ミシンは必要ないという事になります。

逆に手縫いのメリットがいまいち活かせないならば、迷わずミシンを買いましょう。