子供の誕生をきっかけにミシンを購入したいけど、どう選ぶのがいいだろう?
ミシンという機械を購入するのには、なにかきっかけがある人が多いはずです。
仕事関係でどうしても必要で購入する人もいます。
一人暮らしでそこそこ縫い物があるだろうと、購入を決意する人もいます。
もちろん代表的なのは、結婚して子供が生まれるのでその子供のための縫い物を、と言う理由での購入です。
でもこのミシン、どう言ったものを購入すれば最もリーズナブルと言えるか、ちょっと考えてみますね。
こちらの記事でもおすすめミシン製品を紹介していますので参考にして下さい。
ミシンは家庭の必需品だった
今のように街中にというか世間に着るものが売られていなかった時代、ミシンは家庭にとっての必需品でした。
子供の洋服はもちろん、大人の普段着なども家庭でミシンを使用して縫っていたものです。
まあそれ以前は手縫いでしたから、ミシンが登場して主婦の負担はかなり減ったことと思います。
手縫いとミシンでは、どんな熟練者でもスピードは大きく違いますからね。
その時代の主婦は、子供服もエプロンもミシンでササッと縫い上げ、場合によってはよそゆきの洋服さえ自分で作っていたものです。
というのは勿論、街中にそれほど多くの市販品が無かったからでもあります。
当時を知らない人の場合想像もつかないでしょうが、晴れ着などはそこそこ店頭に並んでいたものの、普段着などは家で作るのが当たり前といった感じでした。
またその晴れ着も、本当の晴れ着なら専門のテーラーにオーダーする、と言うある意味本格的なものだったのです。
しかし高度成長時代をへて、街中には賞品が溢れかえった頃から、所謂花嫁道具としてのミシンはあまり見られなくなった、と言っても過言ではありません。
母から娘へと受け継がれるミシンというのも、このあたりから見られなくなってきましたね。
こちらの記事でもおすすめミシン製品を紹介していますので参考にして下さい。
必需品ではないとは言えそこはやはり
何が何でも自分で作らなければ洋服は手に入らない、と言う時代は過ぎ去りました。
しかしだからといって、ミシンが廃れてしまったわけではありません。
特に、あっという間に成長してしまう子供の衣類は、購入していたのではとても追いつかないと言うこともあります。
また子供には手縫いの物を着せたいという、親心もあります。
なので結婚した時はともかく、子供が生まれるということになると、やはりミシンが1台欲しいなと言う人が増えてくるわけです。
これから生まれる子供に夢を感じつつ、赤ちゃん用の衣服を縫うお母さんというのは、古今東西問わず美しいものです。
完全な手縫いは無理でも、ミシンを使って世界に2枚とない服を縫ってあげたいというのは、お母さんとして当然の気持ちです。
なのでこの時点で、ミシンの購入を決める人はかなり多いはずですね。
子供の誕生がきっかけでミシンを購入?
子供に着せる衣服を縫いたいとミシンの購入を決めた場合、まず考えておきたいことがあります。
あまりの多いミシンの種類に悩む
昔だったら悩むこともありませんでした。
直線縫いしか出来ない足踏みミシンが唯一のミシンだったからです。
しかし今では、コンピューター搭載のものもあり、ロックミシンもあり、普通の電動ミシンもあるのです。
購入となったら一体どれを選んだらいいのか、迷わないはずはありません。
基準はどう設定すればいいのか、まずここで最初の一歩足が止まってしまいますね。
この先使用していくのかどうかを自分に聞いてみる
子供が生まれるとなって、よしミシンで色々と洋服を作ってあげようと張り切ってしまいますが、そこでちょっと冷静になってみませんか。
子供が生まれてその後、面倒を見つつミシンで洋服を縫う隙があるのかどうかも、考えに入れる必要があります。
赤ちゃんは24時間目の離せないものです。
誕生後にミシンを利用できるかどうか、その隙があるのかも考えておきたいものですね。
いやこの先は幼稚園とかで、名前の刺繍とかも入れなくてはいけないし、絶対にミシンは必要になる、そんな未来を設定できる場合は勿論1台購入がおすすめです。
子供の衣服を作り宅で購入するミシンは
子供の衣服を作るのが目的でミシンの使用を決めた場合、状況に合わせてミシンを選択することが必要です。
まずは値段で探りを入れていきます
安いミシンはすぐに壊れるのではないか、と心配する人もいるはずです。
しかし一概にそういうわけでもありません。
機能の搭載の多少によって、値段が違ってくることもあるからです。
多機能のコンピュータミシンと、単機能の電動ミシンでは値段に大きな差が出てきます。
使用する機能を把握しておけば、大体の値段の目安もついてきます。
これから先充分に活用するかどうかちょっとわからないと言う場合は、単純機能のミシンにしておくのがおすすめですね。
この先もずっと使っていきたいと決心したら
実は結婚前からそこそこ、ミシンを使用しての縫い物はやっていたという人の場合、子供の誕生から先も使用することを目的とすると思います。
そんな場合は迷わず、利用したい機能の搭載されたミシンを選んでいきましょう。
正直子供はどんどんと成長する生き物です。
最初は単純なベビー服だけだったとしても、あっという間に幼児服から子供服に変わっていくものです。
この洋服の変遷は同時に、制作の手間の変化にもなってきます。
できるだけ長く子供に手縫いの服を着せたいという場合、それだけの機能のついたミシンを選ぶのがおすすめです。
最低でも、刺繍ができるような機能がついていると、幼稚園などで使用するバッグの制作にも便利ですね。
元々それほど縫い物はしないタイプの人の場合
いつも自分の洋服は店で購入していたし、ミシンは学校の家庭科くらいしか縁がなかった人も多数に上ります。
でも子供が生まれるとなったら、そこはやはりちょっと張り切って手縫い、とミシンの購入を決意してしまいますね。
こういった場合、取り敢えず先々にも使用するかは解りませんので、出来ればお試し感覚で単純機能の電動ミシンなどがおすすめです。
お値段も勿論リーズナブルですし、直線縫いなら手縫いよりも早いので、子供が学校に上がった後の雑巾など作るにも向いています。
お財布に負担がかかりすぎて、でもその後クローゼットの肥やしにではちょっと悲しいものがありますね。
以後も利用できる自信はないけれど、でもやってみたいというチャレンジャーにはこの単純機能のコスパの良いタイプをおすすめしたいです。
正直この先までミシンを使用できるか完全に自信がない
子供が生まれたら出来ればベビー服だけでも作ってあげたい、作りたいと思うのは当然のことです。
でも正直なところ、子供が本当に生まれてその先も、ミシンを使用しての洋服作りが出来るかどうか、ミシンを使えるかどうか自信がないと自覚する人もいるはずです。
実際にそういった場合、ミシン購入に迷いが出るはずです。
そういった時はいっそ、レンタルを考えてみるのはいかがですか。
レンタルミシンなら必要な時だけ使えますし、その後使わなくな時に場所ふさぎになることもありません。
実際子供が生まれる前はともかく、誕生後はミルクやお世話に追われてとてもなにか手縫いする暇など、無いかも知れません。
子供が生まれる前にレンタルしてベビー服など縫って、幼稚園あたりでまたレンタルして刺繍とかしてあげるといった方法も、考慮に入れてみるのもまたおすすめです。
まとめ
子供に自分の作った服を着せたいと思うのは、やはり親の本能というものですね。
なのでここでミシンを購入して作ってみようと、張り切るお母さん予備軍も多いはずです。
とは言え、上はかなり天井知らずの値段のついたミシンも多い世の中です。
先々の使用頻度も計算の上、賢く必要な機能のついたミシンを選んでいってくださいね。