裁縫で大活躍、家庭用ミシンを選ぶときの7つのポイント
裁縫で本格的な洋服や小物を作るときに必要になってくるのがミシンです。
小さいものを縫うときは手縫いでも簡単に作れますが、やはり枕カバーや洋服などを手作りするときは手縫いでは限界があります。
しかし、ミシンにはたくさんの種類があり、値段もそんなそんなに安くありません。
今回は、失敗なく購入するためのポイントについて紹介していきます。
こちらの記事でもおすすめミシン製品を紹介していますので参考にして下さい。
ミシン選びのポイント
現在数多くのメーカーから数多くの機種が発売されているミシンですが、機種によって値段も機能も全く違います。
失敗なく自分に合ったものを購入するために気を付けたいポイントは7つあります。
メーカー
選ぶときにまず気を付けたいポイントがどこのメーカーの商品かということです。
主要なメーカーとしてブラザー、ジャノメ、JUKI、シンガーの4社が知られており、それぞれの会社で得意分野や性能が大きく違ってきます。
ブラザーは世界的に知られているミシンメーカーで、市場のニーズに合わせて次々と新しい機能を搭載した製品を開発しています。
ブラザーに次いで有名なのがジャノメで、大正10年年に創業して以来高品質な製品を生産していることで縫製のプロからも高い信頼を得ています。
JUKIは工業用ミシンを得意しているメーカーで、工業用をベースに家庭用の製品を開発しているため効率よく縫えるだけではなく操作性にも優れているのが特徴です。
そしてシンガーはアメリカのメーカーで、伝統を守りつつも時代に合わせたデザインの製品を製造しており静音性が一番の特徴です。
それぞれで特徴も大きく異なるため、カタログなどを確認しながら自分に合ったメーカーを探して購入するようにしましょう。
種類
ミシンには大きく分けてコンピューター、電子、電動の3種類があり、操作性が大きく異なってきます。
操作が一番簡単なのがコンピューターで、どのような縫い方をするのか設定することによってコンピューターが自動的に判断して針の動き方を調整してくれます。
自動的に針に糸を通す機能など機能性の高い機種が多く初心者に向いてはいますが、値段が高い傾向にあります。
電子ミシンは電子回路によって針の動きを制御するため、中級者向けの製品です。
手元で縫うスピードなどを調整できるようになっているのが一番の特徴で、コンピューター制御のものと比べると機能が少ないため価格は抑えめになります。
そして電動は上級者向けの種類で、縫うスピードなどをペダル式のコントローラーを踏む強さで調整する構造になっています。
普段からあまり裁縫などを行わないという人やミシンを使い慣れていないという人はとりあえずコンピューターの機種を選んでおけば大丈夫です。
サイズ
サイズも選ぶときに気にしたいポイントの一つです。
コンパクトサイズの機種もありますが、コンパクトサイズの機種は大きなものを縫うときに縫いづらく馬力も小さいため厚手の縫うときはコツが必要になってきます。
フルサイズミシンは高性能で耐久性の高い機種が多く、馬力もあるため厚手の布を縫うときも簡単に縫えるという特徴を持っています。
しかし、フルサイズの機種は収納するときに場所をとるため、収納場所に悩みやすいという難点もあります。
本格的な縫製を行わない人はコンパクトサイズの機種を選ぶのがベストです。
機能
特に初心者の人が選ぶときはどのような機能を搭載しているかということは重要なポイントになってきます。
主な機能として自動糸通し機能を始めとしたサポート機能や刺繍機能、ステッチ機能といったものが挙げられます。
特に初心者は簡単にセッティングができる自動糸通し機能などあるサポート機能が充実した機種を選ぶことが大切で、上級者は刺繍やステッチができる数を見て選ぶのがベストです。
また、刺繍機能やステッチ機能は別売りで追加するという機種もあるため、しっかりと細かい部分まで確認して購入するようにしましょう。
目的
どのような目的で使うかということも大切なポイントの一つです。
特に、刺繍やステッチなどを施すために購入を考えている場合は、それらを簡単かつきれいに仕上げられる機種を選ぶ必要があります。
選ぶ前に必ずどのような目的で使うのかをしっかりと明確にしておきましょう。
付属品
どのような付属品が付いてくるかも必ずチェックしておきたいポイントの一つです。
どのような付属品がセットで付いてくるかはメーカーや機種よって大きく異なってきます。
最低でもあるといいのがフットコントローラーで、踏む強さで縫うスピードを簡単に調整できるためスムーズに縫うには必要なアイテムです。
また、専用の収納ケースが付いているかどうかも重要なポイントで、専用のケースが付いていると収納するときにホコリが付かずに済みます。
さらに、大きなものを縫う機会があるような人は和宇治手0ブルを
予算
価格帯は1万円から5万円くらいが一般的です。
さまざまな機能が付くほど価格は高くなり、機能がシンプルなほど低価格で購入できます。
出せる予算と必要な機能などを踏まえて選んでいくと失敗が少なくなります。
こちらの記事でもおすすめミシン製品を紹介していますので参考にして下さい。
自分のレベルに合わせたミシンを選ぶことが大切
ミシン選びにおいて一番大切なことは自分のレベルに合ったミシンを選ぶということです。
特に普段あまり裁縫をしないような人は初心者でも簡単に扱える機種を選ぶことが一番重要であり、上級者であればスピーディーかつきれいに縫えるミシンを選ぶのがベストです。
しっかりと自分の裁縫のレベルに合った機種を選ぶことによってストレス泣く、楽しく裁縫を楽しめます。
長く使うためにはしっかりとした手入れが必要
長期間使うためには丁寧に扱うだけではなく、しっかりとした手入れを行うことが重要です。
精密機械だと思って扱うように心がけ、ほこりや糸くずを見つけたら必ず取り除くように心がけます。
特に、糸くずが心臓部となる歯車に絡まると故障の原因となってしまいます。
定期的に下糸を入れる釜の部分を分解して糸くずやほこりを取り除き、油を注いでメンテナンスを行うことにより糸が絡まってしまうなどのトラブルが起きりにくくなります。
また、分解して油をさしたときに下釜の部品がかけてるなどの異常が見られた場合は手芸用品店などで新品の部品を調達し、交換して正しい部品を使うように心がけましょう。
自分でうまく手入れができない場合は専門店でメンテナンスを行うのをおすすめします。
専門店でのメンテナンスはピンキリでお店ごとに費用はそれそれですが、自分でやるよりも専門家がしっかりと行ってくれるため壊してしまう原因を少なくできます。
ほこりが被らないように保管
長期間持ってる性能を十分に活用する場合、正しい方法で収納することも重要になってきます。
保管の基本はしっかりと全体をカバーで覆い、ほこりがかぶらないようにすることが大切です。
ほこりが中に入ってしまうと故障の原因になってしまいます。
また故障するだけではなく、付いたほこりで縫っている布自体を汚してしまう可能性もあります。
収納する前にしっかりと全体を乾拭きすると同時にカバーをしてほこりが被らないように保管するのが鉄則です。
まとめ
今回はミシンを失敗なく購入するために気を付けたいポイントについて紹介しました。
ミシンが一台あれば裁縫で作れる幅が大きく広がり、さまざまな物を簡単に作れるようになっています。
また、最近では最新技術を搭載している機種もあり、簡単に刺繍を施すこともできるようになってきました。
自分に合った一台を見つけ、裁縫を楽しんでいきましょう。