値段だけで決めると失敗する?ミシン選びの4つのポイント
ミシンを初めて購入する方は、どう選んでよいのか分からないケースが多いでしょう。購入時に一番気なる点と言えば値段ですが、ミシンは種類が多彩であるため、価格だけで選ぶと後で後悔する可能性があります。そこで今回はミシン選びに失敗しないために、最低限知っておきたい4つのポイントをご紹介します。
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目次
基本となるミシンの種類は、必ず押さえておこう
ミシンを選ぶ場合に大きなポイントになるのは、電子ミシンにするかコンピューターミシンにするかという選択です。価格的にはコンピューターミシンの方が高価になりますが、便利な機能が搭載されており、用途によっては選びたいミシンとなります。ミシンの制御方法が基本的に違うため、利用できる機能に大きな差があり、また操作方法や縫い目の調整方法も異なります。例えばコンピューターミシンは複雑な模様縫いや文字縫いにも対応していますが、電子ミシンは縫いパターンが限られています。値段だけで決めずに、購入する前に両者の違いをしっかり把握しておきましょう。またミシンは、サイズの違いが2種類あります。小さめのコンパクトサイズとフルサイズがあり、価格はコンパクトサイズの方が低価格で販売されています。単にサイズの違いだけではなく縫うパワーにも関係があり、フルサイズの方が安定して縫えます。使用頻度が多い場合や厚手のものを縫う場合は、フルサイズを選んでおいた方が良いでしょう。まずはミシンの基本的な種類を押さえ、それぞれの特徴も知っておきましょう。
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用途を考えて、適切な機能や操作性があるミシンを選ぼう
ミシンをどう使用していくかは、人によってかなり違ってきます。フル活用していきたい人と、入園準備のためや時々の繕いものに利用したい人では、求める機能や操作性が違ってきます。利用度が低いようであれば、平均的に低価格で基本的な縫製ができる電子ミシンで用が足せる可能性が高いでしょう。しかし入園準備用で購入を考えている方でも、模様縫いや文字縫いまで利用したい場合はコンピューターミシンを選んでいく必要があります。特に洋服や小物類の制作をあれこれ考えていて、今後フル活用していきたい方は、個々のミシンでできる機能まで詳しくチェックして選ぶことが大切です。ステッチや模様縫いの種類やパターン数、ボタンホールの操作性など、用途に叶うミシンかどうかまで細かく確認してみてください。
ミシンは面倒な作業が多いため、必要に応じて簡単に使えるものを選ぼう
細かい作業が苦手な方や面倒な作業が苦手な方などは、ミシンの操作が大変に感じるかもしれません。上糸と下糸は適切に準備する必要がありますし、糸を針に通す作業や縫い終わりには糸を切る作業もあります。布の厚さや種類に合わせて、縫い目の調整が必要になる場合もあります。そのため面倒な作業が苦手と感じる方は、ミシン準備が簡単になる機能付のタイプがおすすめです。針穴に自動で糸を通してくれる機能や、自動で糸切りしてくれる機能が付いたミシンがあります。また下糸の準備が楽にできる設計のミシンや、ミシンの縫い目を自動調整してくれるコンピューターミシンは楽に使える点で便利です。機能性が高いものほど高価になる傾向がありますが、最低限欲しい機能を押さえ、予算に合うものを選んでいきましょう。
操作に自信が無い方は、パネル操作や音声ガイド付きミシンも検討してみよう
コンピューターミシンの場合、液晶画面で操作できるタイプが主流です。また音声ガイド付きのタイプや、間違った操作をするとエラーメッセージでお知らせしてくれるタイプもあります。初心者の方やミシン操作に自信が無い方は、そのような機能が付いたミシンを選んでおけば安心です。コンピューターミシンは価格が高くなりがちですが、購入しやすい価格のものもあります。しかしコンピューターミシンは、自動糸調整機能や簡単に操作でいる機能が付いたタイプが多いため、初心者の方でも楽に使えるメリットがあります。ミシン操作が嫌になったり、面倒で使わなくなったらムダになってしまいますから、操作に自信が無い方は予算と相談して使いやすいミシンを検討してみましょう。
まとめ
価格の幅も広く、また種類や機能が多彩にあるミシンは、選び方のポイントを知って購入することが大切です。値段ばかりで選んでしまうと、使いたい機能が無くて後で後悔したり、用途に合わないタイプを選んで失敗することがあります。今回ご紹介した4つの選び方ポイントを参考に、用途や予算に合う適切なミシンをじっくり選んでいきましょう。"