不要になったり、使えなくなってしまったりしたミシンの処分方法
ミシンは大切に正しく使えばとても長持ちするものですが、時には不要になってしまったり、故障してしまったりすることがあります。
ミシンの処分方法にはどのようなものがあるのかを紹介します。
ミシンは大型なのでそのまま燃えないゴミで捨てられるとは限りません。
また、もしかしたら売ることが出来る場合もあります。
賢くミシンを処分しましょう。
こちらの記事でもおすすめミシン製品を紹介していますので参考にして下さい。
行政に処分してもらう
ミシンを処分する場合、一番トラブルが起きにくい方法は行政に処分してもらうものです。
ただし、行政によってミシンの処分方法は違って来るので、住んでいる地区のホームページを参照したり、電話で問い合わせたりして確認をしましょう。
不燃ごみで捨てる場合
地区によっては小型のミシンならば不燃ごみとして処分してもらえることもあります。
不燃ごみ収集の日に指定の袋に入れるなどをしてゴミ捨て場に置いておくだけです。
一番簡単な方法と言えるでしょう。
粗大ごみとして捨てる場合
ミシンは粗大ごみ扱いになる地区がほとんどです。
この場合は電話、あるいはインターネットなどで粗大ごみの申し込みを住んでいる地区の役所にします。
そうすると、日時と場所の指定がくるので、指定された日時に指定された場所にミシンを置きます。
このときに、粗大ごみシールを購入し、分かりやすい場所に記名して貼っておくことも忘れてはいけません。
値段はミシンの大きさや地区によって変わってきますが、大体500円前後であることが多いです。
粗大ごみシールは役所でも購入することが出来ますが、郵便局、スーパー、コンビニなどでも扱っていることが多いので調べてみましょう。
自分で集積所に持ち込む
地区やミシンの大きさによっては回収をしてもらえないこともあります。
その場合、ゴミの集積所まで自分で運ぶ必要があります。
トラックなどをレンタルしての持ち込みになります。
お金も時間もかかってしまいます。
行政では回収不能な場合も
ごくまれにですが、かなり大型のミシンや特殊なミシンの場合、行政側が処分を拒否することがあります。
その場合はどうしたらいいのかを問い合わせましょう。
専門業者に依頼するようにアドバイスを受けることもあります。
こちらの記事でもおすすめミシン製品を紹介していますので参考にして下さい。
無料引き取りはよく確認を
壊れてしまい、もう使えないようなミシンのリサイクルは難しいことが多いですが、稀に動かないミシンであっても無料引き取りをしますというような業者もいます。
チラシがポストに入っていることもあるかもしれません。
無料、ミシン、引き取りなどというワードで検索をすればいくつかの業者がヒットします。
もしも本当に無料で引き取ってくれるのならば粗大ごみシールを買う必要がなくなります。
しかし、注意しなければならないこともあります。
信頼のおける大手に依頼
無料でミシンを引き取ってくれる業者はいくつかありますが、できれば老舗の大手でネームバリューのある業者に依頼をしましょう。
小さい業者の全部が悪質というわけではありませんが、トラブルに遭ってしまう確率はやや高いです。
本当に無料であるかの確認を
ミシンの回収自体は無料であったとしても、手間賃、出張料、交通費、処分代などの名目でお金を要求される可能せいがあります。
回収を依頼するときには本当に1円もかからないのかをしっかりと確認しましょう。
壊れているならばそのことをしっかりと伝えましょう
業者によってはミシンの無料回収はやっているが、それは動くミシンに限っての場合だけ。
壊れていたり、動かないミシンは回収拒否をしたり、回収費用を要求する場合があります。
もしも処分したいミシンが壊れていたり、動かなかったりするのならば業者に回収を依頼する際に壊れていることをしっかりと伝え、それでも無料かどうかを確認しましょう。
ネットで売る
動いて、普通に使うことのできるミシンならばネットオークションやフリーマーケットアプリでミシンを売ることも可能です。
人気のブランドだったり、機種が新しかったり、汚れや傷がほとんどなかったり、説明書や保証書、箱などがついているのならば高値で売ることも可能かもしれません。
もしも不具合があったり、欠けている部品があったり、汚れたりしている箇所がある場合は最初に正直に申告をしておくようにしましょう。
のちのちのトラブルを防ぐことが出来ます。
梱包には注意を
ミシンはそれなりの大きさと重さがある精密機器です。
ネットで買い手がついたら慎重に梱包をしましょう。
輸送途中の衝撃で破損したりしないように気をつけなければなりません。
相場を知りましょう
自分でネットを使い、ミシンを売る場合、まずはミシンを検索して相場を知りましょう。
相場よりも高い値段で売りだしても売れませんし、安すぎる値段で買いたたかれてしまっては損です。
だいたいの目安を知りましょう。
リサイクルショップで売る
ミシンはリサイクルショップへ売るよりもネットで売る方が高い値がつきやすいです。
しかし、ネットで売る場合は買い手との交渉も梱包も全て自分で行わなければなりません。
また、売れるまで自宅でミシンを保管しつづけなければなりません。
そのようなことを煩わしく思う人におすすめなのが、リサイクルショップへ売ることです。
リサイクルショップにいったん売ってしまえばそのような煩わしいことはいっさいなくなります。
リサイクルショップにもいろいろありますが、できるならば大手で電気製品に強い業者がおすすめです。
出張買取を行ってくれている業者もあります。
ミシン専門の中古ショップもあります
ミシンに特化した専門のリサイクルショップもあります。
かなりアンティークなミシンも買ってくれることがあります。
しかし、ほとんどのミシン専門店は自分で梱包して送らなければならないのでやや手間がかかります。
欲しい人にゆずる
まだ使えるミシンならば売るのではなく、譲るという選択肢もおすすめです。
売るよりも譲る方が責任をとるものが少なく、スムーズに行きやすいです。
また、買い手はすぐにつかなくても貰い手は付きやすいです。
まわりで欲しい人がいないか声をかけてみましょう。
知り合いでミシンが欲しいという人が居ない場合はフリーペーパーや地元の掲示板、SNSなどで呼びかけてみるのもおすすめです、意外な縁が結ばれることもあるかもしれません。
ただし、ミシンの貰い手を探す場合、自分や相手の個人情報の管理は責任をもって行うようにしましょう。
どこでどんなトラブルに発展するか分かりません。
販売店に相談をしてみる
もしも、ミシンの買い替えでいままで使っていたミシンが不要になってしまった場合は、販売店に相談してみるのもおすすめです。
ミシンを購入するさいに、買い替えであること、古いミシンの処分に困っていることを伝えれば販売員が相談に乗ってくれることが多いです。
無料や格安で引き取ってくれることもあります。
もしも状態が良ければいくらかの値段がつくこともあります。
とくに大型のミシンや工業用ミシンの場合は融通がきくことが多いです。
まとめ
ミシンはそれなりの大きいので、不要になり、処分しようとすると手間がかかってしまうことがあります。
一番スムーズに行きやすいのは行政を利用するものです。
数百円で回収してくれることが多いです。
しかし、まだ使えるのならばネットで自分で売ったり、リサイクルショップに持ち込んだり、人に譲ったりするのもよいでしょう。