ミシンで幼稚園入園準備!モンテッソーリ幼稚園の場合

入園準備、いろいろミシンで作らなくてはいけないものがあって大変ですよね。

特に今話題になっているモンテッソーリ教育実施園の場合、普通の幼稚園に比べて手作りグッズが多い傾向にあります。

日常生活で子どもが使いやすいように配慮されたアイテム、そしてモンテッソーリのお仕事で使うアイテムなど用意するものがたくさんあります。

もちろん、園によって異なりますが我が子の通っているモンテッソーリ幼稚園の場合、必要になったものを紹介します。

モンテッソーリ園を検討中の人、これから入園準備を始める人はぜひ参考にしてくださいね。



こちらの記事でもおすすめミシン製品を紹介していますので参考にして下さい。




普通の幼稚園とも共通!必須アイテム

まずは普通の幼稚園でも必要な場合が多いアイテムをあげていきましょう。

まだモンテッソーリ園にするかどうか決めていない人でも、事前に準備しておけば安心ですね。

レッスンバッグ

多く幼稚園で手作りを求められるレッスンバッグ。

早めにミシンで作りたいところですね。

一般的にサイズは縦30cm×横40cmですが、園によってはサイズ指定だったり、マチの大きさも指定されたりすることもあります。

年少さんから入園の場合は、子どもが持つと地面に底を引きずってしまうことも。

持ち手を短く作ることをおすすめします。

子どもですから、持ち手を肩にかけることありませんからね。

手が入って腕にかけられるくらいのゆとりがあれば十分です。

ちなみに、我が子の幼稚園はレッスンバッグが2つ必要でした。

園からサイズ指定はなかったので、ひとつは小さめで年少でも楽に持てるように、もうひとつは一般的なサイズでマチ付で荷物がたっぷり入るように作りましたよ。

上履き入れ

これは手作りしなくてもOKな園もあるかもしれません。

せっかくミシンがあるのならば、レッスンバッグと同じ生地で作るとすぐに自分の!

と分かっていいですね。

コップ袋

毎日必要なコップ袋は、洗いやすく乾きやすい薄手の綿がおすすめです。

キルティングなどの厚地ですと、紐も引っ張りにくいですからね。

紐は片側だけでももちろんいいですが、慣れていない年少さんの場合は両紐の方が紐を引っ張るときに持つところが分かりやすいです。

両紐の色を左右で変えるとより分かりやすくなります。

我が家は洗い替えできるよう3つ作りました。

お弁当袋・お弁当包み

お弁当が必要な幼稚園であれば、お弁当箱を入れる袋も必要になります。

園によって、巾着袋だったり風呂敷スタイル(お弁当包み)だったり指定が異なります。

モンテッソーリ園の場合は、結ぶ練習として風呂敷スタイルを指定されることが多いです。

風呂敷スタイルの場合、女性用のハンカチのような薄い生地だと年少さんでも結びやすいです。

逆に、販売されているナフキンのような厚地ですと、結びにくく苦戦するかもしれません。

そして、結ぶときにどこがお弁当包みの角だったのか分からなくなることが多々あります。

角に結ぶときの邪魔にならない程度に印をつけるといいですね。

私は、お弁当包みの布を2種類の異なる色の布を左右半分ずつ縫い合わせて作りました。

こうすることで、結ぶときに左右の手に持つ布の色が違うので、視覚的にとても結びやすくなりおすすめです。

また、大人には意外に感じるのですが、お弁当を包むときにお弁当箱をどこにおいたらよいのか子どもには分かりにくいようです。

お弁当包みの真ん中にお弁当箱が入るようなポケットをつけるか、印をつけておくと、お弁当を定位置に置けてきちんと包むことができますよ。

私は3つ作りました。

ランチョンマット

お弁当袋・お弁当包みとは別に、ランチョンマットも必要な園があります。

モンテッソーリ的には、布を畳む練習にもなります。

他のお弁当グッズと同じ生地で作るとすてきですね。

紐付きタオル

これは園から絶対に手作り!

と言われるケースは少ないかもしれません。

あらかじめ紐が付いているタオルを買って、他のアイテムに力を注ぐことをおすすめします。

私も紐付きのハンドタオルを購入したのですが、教室の中で紐を持って歩いていた際にタオルを踏んで転ぶという事件が発生。

転倒防止のため、タオルの角についていた紐をとってタオル中央に付け直したという経験があります。

尚、モンテッソーリ園では、キャラクターものはNGの場合もありますので、シンプルなものにするか園に事前に確認しましょう。

ちなみに、息子の持っているタオルの数は3枚です。



こちらの記事でもおすすめミシン製品を紹介していますので参考にして下さい。




一部の普通の幼稚園でも共通!ちょっと大変なアイテム

次は、モンテッソーリ園でなくても、手作りのものを多く求めている幼稚園で作る必要のあるアイテムをあげていきます。

リュックサック

これはモンテッソーリ園でも指定のバッグがある場合がほとんどですが、一部の園ではリュックサックも手作りが必要になることも。

私も入園の際の必要に迫られてリュックサックを初めて作りました。

入園を決めた時にリュックサックを手作りしなくてはならないと聞いて、厚手で丈夫な帆布生地を使いたい!

と思い、帆布でもがんがん縫えるミシン探しから始めたのです。

(入園前はミシンを持っていませんでした。)帆布やジーンズなどの厚手生地でもOKなミシンを見つけ購入したところ、リュックの肩ベルトなどの帆布が8枚も重なるところでも、きちんと縫えました。

もし、まだミシンを持っていなくて、リュックサックなどの大物を作る予定がある場合は、どんな生地を使いたいか購入前によく考えておくことをおすすめします!

着替え袋

保育園でも必要な着替え袋。

毎日どろんこ遊びをしても大丈夫なように、大きめに作ると便利です。

カトラリー入れ

フォーク、スプーン、お箸を入れる袋です。

プラスチックのカトラリー入れは落とすと割れる場合も多々あります。

園の手づくり指定がなくても作っておけば、壊れる心配もありませんしバッグの中でかちゃかちゃいわなくていいですよ。

我が子の園では、巻物のように長い紐をつけて巻くスタイルの人が多いです。

子どもも紐を巻き巻きするのが楽しいよう。

これも毎日使うものなので複数入ります。

私は3つ作りました。

歯ブラシ入れ

お弁当の時間のあとは歯磨きタイム。

歯ブラシ入れも巻物スタイルか、巾着が多いです。

私は布が足りなくなったので、巻物スタイルではなくボタンで留めるタイプにしました。

これもカトラリー入れと同数作る必要があります。

なわとび袋

入園時ではなかったのですが、途中でなわとび袋を作るよう園からお知らせがありました。

コップ袋より少し大きめの巾着袋にしました。

汚れやすいので、汚れが目立ちにくい色の生地がおすすめです。

モンテッソーリの幼稚園ならでは!お仕事アイテム

モンテッソーリ園の場合、モンテッソーリのお仕事に必要なアイテムも手作りが必要になる場合があります。

アイマスクとアイマスク入れ

モンテッソーリの感覚教育で使います。

秘密袋や布合わせなど、手の感覚を鍛えるようなお仕事の時に視覚を遮るために必要になります。

モンテッソーリでは子どもが自由に好きなお仕事を選ぶため、子どもによって使用頻度は異なりますが、息子は1年間で5回ほど使ったようです。

アイマスクと合わせて、アイマスクを入れる袋も必要になります。

私は巾着袋を作りましたよ。

エプロンと三角巾

モンテッソーリの日常生活のお仕事で、包丁で切る、またはピーラーで剥くなどの際に使います。

園にもよりますが、我が家の場合はエプロンを紐で結ぶタイプ指定でした。

左右異なる色の長めの紐をつけて、背中で交差させ、お腹の前で結びます。

息子は年少の時、蝶結びができなかったので年長のお友達に結んでもらっていたようです。

これもモンテッソーリの縦割りクラスならではの、すてきな風景ですね。

まとめ

我が息子が通うモンテッソーリ幼稚園で必要だった入園準備アイテムをまとめてみました。

モンテッソーリかどうかに関わらず、必要だったり不要だったり、他のアイテムも必要だったり、園によって様々です。

ただ、モンテッソーリ園の場合、必要なアイテムが少々多くなるのは否めません。

入園を決めたら、少しずつミシンで作っていくことをおすすめします。

同じ園のおかあさんは、入園に際しせっかくミシンを買ったからと、帽子や洋服などいろいろと手作りして趣味として楽しんでいる人もいます。

入園準備は大変!

とネガティブにならず、これもミシンを学ぶいいチャンス!

とポジティブにとらえて、楽しい手芸の時間を過ごしてくださいね。