何かと使う機会があるミシンの選び方6つのポイントを大紹介!
子供の入園準備など何かと使う機会のあるミシンですが、その種類は非常に豊富です。
そのため、ミシンを買いに行く際にどれを選べば良いか分からなくなってしまうこともあります。
そこで今回は、ミシンの選び方について6つのポイントを紹介します。
このポイントをしっかり押さえたうえで、自分の予算と相談してミシンを選んでみてください。
こちらの記事でもおすすめミシン製品を紹介していますので参考にして下さい。
コンピューターミシンか電子ミシンか
ミシンの選び方のポイント、1つ目は「コンピューターミシンか電子ミシンか」です。
家庭用ミシンには、コンピューターミシンと電子ミシンの2種類があります。
それぞれのミシンに特徴があるので、自分に合うと思った方を選ぶようにしましょう。
コンピューターミシン
現在の家庭用ミシンは、ほとんどコンピューターミシンとなっていると言っても過言ではありません。
エラー表示やスピード、縫い目などをコンピューターで制御するミシンです。
ミシンの操作はパネルやボタンを押すだけで可能ですし、誤った操作をしてしまった場合はエラーメッセージで教えてくれます。
ミシン初心者の方には、コンピューターミシンがおすすめです。
●メリット
- エラーメッセージにより誤った操作を防いでくれる
- 機械駆動部分が少ないため故障しにくい
- 電子ミシンと比べて模様数が多く、模様の幅も自分の好みに微調整できる
●デメリット
- 電子ミシンと比べるとやや高価なものが多い
電子ミシン
電子ミシンは、学校の家庭科の授業などで使用されているものです。
スピードを電子によってコントロールするタイプのミシンとなっています。
パワーがスピードに関係なく一定なので、低速でも厚物を縫うことができます。
長年ミシンを愛用してきている方やミシンの機能はシンプルなものが良いという方には、電子ミシンがおすすめです。
●メリット
- コンピューターミシンと比べて低価格
- 操作ボタンが少ないためシンプルな操作で使うことができる
- 低速でも厚物を縫うことができる
●デメリット
- 間違った操作を防ぐ機能がないため、初心者が使うと壊れやすい
こちらの記事でもおすすめミシン製品を紹介していますので参考にして下さい。
刺繍や名前を入れられるか
ミシンの選び方のポイント、2つ目は「刺繍や名前を入れられるか」です。
ミシンを使う主な場面というと、子供の入園準備です。
近年では、ミシンを使ってオリジナルの入園グッズを作る方も多いです。
そんな入園グッズ作りに欠かせないのが、刺繍や名前です。
ワンポイント刺繍を入れたり名前を入れたりすることによって、一層オリジナル感を出すことができます。
刺繍や名前入れと聞くと、難しい作業と感じる方もいるかもしれませんが、実際はそんなことはありません。
現代のミシンは進化してきているので、簡単な下準備さえすれば、あとはミシンが勝手にやってくれます。
ミシンを選ぶ際には、是非この点もチェックしてみてください。
これを機に、刺繍や名前入れに挑戦するのも良いのではないでしょうか?
初心者でも使いやすいか
ミシンの選び方のポイント、3つ目は「初心者でも使いやすいか」です。
初心者の方にとって、ミシンを使いこなすことは非常に難しいです。
そんなミシンに苦手意識のある方でも、簡単に縫うことができる機能を搭載したミシンであれば、失敗することなくソーイングすることができます。
初心者の方が使うミシンについていると良い機能を挙げるなら、自動糸調子や自動糸通しなどです。
また、上糸や下糸を簡単にかけたり下げたりできる機能がついていると、なお使いやすいです。
ミシン以外の付属品
ミシンの選び方のポイント、4つ目は「ミシン以外の付属品」です。
ミシン自体の性能の良さはもちろん重要ですが、それ以外にも付属品を活用することでミシンはより幅広く利用することができるようになります。
ここでは入園準備を例に挙げて、ないと困る付属品とあると嬉しい付属品についていくつか紹介していきます。
ないと困る付属品
●上送り押え
布地の中には、素材の性質上そのまま縫うと重なっていた布地がずれてしまったり、綺麗に縫うことができなかったりするものがあります。
上送り押えがあると、ずれやすい布地でも綺麗に縫うことができます。
●収納ケース
ミシンを衝撃やほこりなどから守るためのケースです。
ミシンは、使用する時間よりも保管する時間の方が長いため、収納ケースは必需品となります。
●フットコントローラー
これがあると足元でミシンの操作ができるため、両手を使って縫うことができます。
ミシンを購入する方のほとんどが、合わせて購入していく付属品となっています。
これがあれば、非常にスムーズにソーイングを進めることができます。
あると嬉しい付属品
●サイドカッター
サイドカッターをつけると、布を縫いながら切ることが可能となります。
ズボンの裾上げで端の方を処理する際に非常に便利です。
●ワイドテーブル
ワイドテーブルがあると、ソーイングスペースがより広くなります。
特に、コンパクトサイズのミシンにワイドテーブルがあると、ソーイングスペースが狭いというデメリットを解消することができます。
フルサイズのミシンだと、よりソーイングスペースを広げることができます。
ミシンのサイズ
ミシンの選び方のポイント、5つ目は「ミシンのサイズ」です。
家庭用ミシンのサイズは、5kg以内のコンパクトサイズと7kg以上のフルサイズの2種類があります。
それぞれのミシンについて軽く説明を入れておくので、参考にして選んでみてください。
コンパクトサイズ
コンパクトサイズは軽いため、持ち運びに非常に優れています。
収納などにも困らないため、たまにしか利用しないという方にはおすすめです。
しかし、軽量な分安定性には欠けているため、フルサイズのミシンと比べると縫いづらく耐久性に劣っています。
ソーイングスペースもそれほど大きくないため、軽い縫い直し程度なら可能です。
フルサイズ
フルサイズは重いため、持ち運びには不便です。
しかし、その分がたつきなどがなく安定したソーイングをすることができます。
ソーイングスペースも広いため、洋服からカバンまで幅広いものを縫うことができます。
ミシンの値段
ミシンの選び方のポイント、6つ目は「ミシンの値段」です。
できるだけ低価格のミシンが良いと考えるのは当然のことです。
しかし、低価格という理由だけで選んでしまうと必ず失敗します。
市場に出回っているミシンの中には、安いだけで使い物にならないおもちゃのようなミシンがたくさんあります。
そのようなミシンを間違って購入しないようにするために、低価格ミシンを選ぶ際は、ミシンのコストを抑えるために重要な仕様や性能を省いてしまっていないか、なぜ低価格で販売できるのかといった点をしっかり確認する必要があります。
低価格ミシンを買う際の最も重要なポイントは、金属フレームのミシンであることです。
低価格で販売されているミシンの中には、プラスチックフレームのミシンもあります。
しかしプラスチックフレームのミシンだと、重量が軽いため不安定で縫いづらかったり、耐久性がないため壊れやすかったりします。
低価格のミシンを選ぶ際は、安くなっている理由を確認しつつ、金属フレームのものを選ぶようにしましょう。
まとめ
ミシンの選び方のポイントについて紹介してきましたが、いかがでしたか?
ミシンにも様々な種類があり、それぞれに特徴があるということが分かりました。
また、サイズや値段だけでなく、付属品なども合わせてチェックすることも重要です。
今回紹介した6つのポイントを参考にして、自分にピッタリのミシンを見つけてください。